「こんなに簡単そうなのに指が動かない…」300年前から使われてきたピアニストのための器用さ練習
安価な電子ピアノなどなかった時代、ピアノは誰もが占有できる楽器ではなかったので、鍵盤がないところでの練習も重要だったことでしょう。
300年前から使われてきた「ピアニストが器用さを保つための練習方法」が話題を集めていました。
この指の動き、出来るでしょうか。
A three hundred year old dexterity exercise for pianists. - YouTube
簡単そうにやってますが難しい……。
指番号「1・3・5」と「2・4」を交互に上げ下げするだけですが、不慣れだと不思議なほどできずストレスが溜まることだと思います。
それだけ効果的な練習なのでしょうね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分の指がいかにコントロールできないかを思い知らされた。
別の楽器を演奏するので、出来るかなと思ってたけど、座って試したら指が 「ふざけんな」と言ってくる。
↑指を上げるのではなく、どれを押さえるかを考えると50倍も簡単だ。
急に簡単になるから試してみて。指を上げるのではなく押して音を出すイメージ。きっとできると思うよ。
↑キーを押し下げようと思っているときは、キーを上げようと思っているときよりもずっと楽だ! 押そうとするときはほとんど力がいらないけど、上げようとするときは100%集中が必要だ。
↑そうは言うが……持ち上げる代わりに押そうとしても、私の手はまだ瀕死のクモのようだ。ワインを飲んだので、朝になったらまたやってみるけど、気分は晴れないだろう。
追記)(9時間後);どちらかといえば、クモは死に近づいているようにしか見えない。ただ、夜通し水をたくさん飲んだので雨のように元気だ!
●悪く思わないで。私は35年間ピアノを弾いているけど、これを弾くにはすごい集中力が必要で、本当に不安定だった。
↑私は昔コンサートピアニストをしていた。これを見ると実際に音が聞こえるほど。何回もやったよ。10歳でオルガンから転向して最初のレッスンがこの練習だった。
●誰か他の人の指を持っているみたいな感覚になる。
↑冗談抜きで、私はかなりの量をタイピングしている。だけどこれをやろうとすると呪われる。痛い。石に動くように命令するような感じ。
●私のピアノの先生もこれをやらせるんだ。持ち上げていない指を積極的に押し下げるように考えるのが効果的。
↑よく言った。考えたこともなかったけど、自分もそうしていた。長い間演奏していない場合、薬指と小指の筋肉をコントロールすることで、自分の器用さが戻ってきたことがわかる。この練習はウォーミングアップとしてすばらしい。
●すごいな、10分もトライしているのに、ゲーム終盤の難易度のように感じる。
↑タッチタイピングとギターを長年やってきたのに、2本の指を同時に持ち上げようとしたら、まるで子宮から出てきて20分しか経っていないかのように手が動くんだ。
↑自分もギターを弾くが、左手(フレットを弾く手)の方が右手よりずっと簡単にこの練習ができることに気づいた。
●これを見たとき「こんななの何が難しいんだ?」
結論を言うと、ちっともできない。
いつでもどこでも出来るので、暇を見つけてトレーニングしたら鍵盤楽器が上手になることでしょう。