史上最高と呼ばれる伝説のボクサー「対戦相手を殺してしまう夢を見た」→その後に待っていた数奇な運命
多くの評論家やファンが、全階級を通じて史上最高(オールタイム・パウンド・フォー・パウンド)と認めるボクサーがいます。
日本では「拳聖」と称される彼の名前はシュガー・レイ・ロビンソン。1940〜1965年に活躍しました。
彼はあるとき対戦相手を死なせてしまう夢を見たことから、その試合を棄権しようと考えました。
ところが……。
「シュガー・レイ・ロビンソンはリング上で相手を殺してしまう夢を見て、棄権を考えた。ところが神父に説得され試合に出ることを承諾した。
ところが試合でノックアウトた相手は意識を失って病院に搬送。翌日、死亡が確認された」
悪夢が正夢となってしまったのです。
夢を見て棄権しようと考えた時点で心優しい人だったのでしょう。
そしてこのエピソードはさらに続きます。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ジミー・ドイル(対戦相手)の死後、ロビンソンはドイルが試合で稼いだ金で母親に家を買おうとしていたことを知った。そこでロビンソンは次の4試合で稼いだ金を貯金して、ドイルの母親に家を買ってあげた。
↑リスペクトだ、それが本当ならすごいことだ。
↑彼のWikipedia(英語版)に、伝記からの引用としてそう記述されているね。
(Sugar Ray Robinson - Wikipedia)
↑つまり、彼は事実上、人を殺したんだ。合法な過失致死罪……。ほとんどの人が何かすると思う。
↑ほとんどの人はしないだろう、実際、どんな状況であろうと、相手の母親に家を買ってあげたりとかまではしない。
↑最近、掲示板のコメント欄で「ほとんどの人は正しいことをする」「基本的な良識がある」みたいな雰囲気をよく見かけるんだけど、どうしてそう思えるのか不思議だ。
●神父はお金を出したのだろうか。それともそれとも聖職者には関係ないと思ったのだろうか?
↑神父がロビンソンに大丈夫だと言った後、テレビで試合を見ているところを想像してみてほしい。
●彼は神父にどのように説得されたのだろうか? その前後の彼らの心境が気になる。
↑もしかしたら、神父は彼が勝つことに大きく賭けていて、お金を失う準備ができてなかったのかもしれない。
↑試合がなければ賭けは無効になる。
↑(投稿者)賭けた金は払い戻しされる?
↑そうだよ、いつもね。ケガ・病気でも100%払い戻しだ。
1940年代半ばで、すでに現代のボクシング技術と比しても遜色のないボクシングを完成させ、世界王座を5度獲得しています。
生涯成績:200戦175勝19敗6引き分け109KO