2024年03月11日 12:07

ネットの情報を不正操作する「クリックファーム」…ベトナム業者の現場

 

ベトナムのクリックファーム
なんだかんだインターネットのレビューや評価を参考にする人は多いと思われますが、「サクラ」といわれるような不正が問題視されています。

ベトナムで「クリック・ファーム」と呼ばれる、ネット上の情報を操作するための不正投票する業者の現場が話題を集めていました。

Vietnamese click farm : r/Damnthatsinteresting

おびただしい数の機器やスマホが繋がっています。

台数分のフェイクアカウントを使ってクリック数を増やす仕組みから、クリックファームと呼ばれているとのこと。

ネット上の意見もこうやって操られているのかもしれません。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●インターネット上のあらゆるものを偽造するために、どれだけの労力と金が費やされているか、本当に信じられない。
フェイクのクリック、フェイクの視聴、フェイクのレビュー、フェイクの「いいね!」などなど。

↑フェイクのコンテンツ。

↑フェイクのユーザー。

↑フェイクおっぱい。だけどそのフェイクのファンだけどね。

↑見えて、触れるなら、それはもうリアルなんだ。

↑デッドインターネット理論。

↑デッド・インターネット理論は、グレバーの「でたらめな仕事」理論を職場からインターネットそのものに置き換えたものだ。
あらゆるものが利益のために空洞化されるが、そもそも空洞化させた権力構造を正当化し続けるためには、機械全体がそれ自身のシミュラクラや操り人形のようなものとして動き続けなければならない。

●ジョージ・ジェットソンがよく言っていたように、ハードな一日の仕事の後、「ボタンを押す指が死にそうだ」。

↑机の後ろに座っている彼の体には、指以外にも痛む部分があるはずだ……。

↑彼はクリックしていない。すべてのマシーンがロボットクリックをしている。この男は、何をクリックするか指示する管理者だ。そして、マシーンは10万個の異なる偽ソーシャルアカウントにログインし、クリックすることができる。

↑日本政府が独自のマッチングサービスを始めたのも納得がいく。登録には政府発行の身分証明書の情報が必要だ。個人情報を盗む必要があるため、ボットや売り手がスパム行為をするのはずっと難しくなる。

↑それは賢いな。

●クリックファーム? タイトルからすると、クリックを集めるためにお金をもらっているの?

●きっと彼は、それぞれのスマホで異なるマッチングアプリを使っていて、マッチングするまでスワイプしてくれるんだ。彼はまだマッチングしていないが、効率的だ。

↑最近読んだ2行のストーリーの中で最も悲しいものの1つだ……。

●ここに詳細が載っている。
Photographer steps inside Vietnam’s shadowy ‘click farms’ | CNN

↑「大量の電話をコントロールするには、たった1人でいいのです」とレイサムは言う。「一人の人間が1万人分の仕事をするのは簡単だ。孤独でもあり、混雑でもある」


不正な情報操作が難しい仕組みが導入されてほしいものです。

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