2024年03月17日 14:42

「フィンランド警察は蚊が吸った血液から泥棒を捕まえたことがある…」DNA捜査の事例

 

車を盗難した犯人をこんな方法でつかまえた
監視カメラの映像や指紋が残っていないと犯人の特定は難しくなりますが、フィンランドではDNA捜査によって車上荒らしが捕った事例があります。

証拠となったのは車内に残された蚊の死骸でした。

Mosquito helps Police solve car theft : r/Damnthatsinteresting

「2008年、フィンランド警察は盗難車の車内を捜索中に蚊の死骸を発見しました。蚊が最後に摂取した血液を検査し、車を盗んだ泥棒を特定することに成功したのです」

蚊に吸われた血液で犯人の特定とは、映画のシーンのようですが、まさに科学の勝利。

頼もしいような恐ろしいような時代ですが、車の盗難でこれだけ警察が動いてくれるのはさすが先進国といったところでしょうか。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●地元の警察は、ネットで事件を報告するように言うだけで、他はしてくれない。

↑思いっきり大笑いした。ほとんどのアメリカの警官なら、盗まれた(そして見つかった)車のためにこんな捜査をすることは百万年経ってもないだろう。
「ジ・オニオン」(フィクションを含む娯楽ニュース)の記事のように読める。

↑えっと、その理由を考えてみよう。
フィンランドでは2022年に4724台の盗難車が報告された。それほど高い数字ではない。十分なマンパワーがあれば、このようなケースは簡単に解決できる。
よし、デトロイト(アメリカ)を調べてみよう。たった1都市で9761台。
マンパワーがそれほど問題でなく、もっと深刻な犯罪が絶え間なく起こっていなければ、もっと現場に時間をかけられるかもしれない。

↑笑った。カナダでは、自分の車がどこにあるのか、GPSトラッカーで証明までして警察に伝えても何もしてくれない。

↑でも、これが有効な証拠になるとは思えない。自分を刺した蚊が数百m先の盗難車に飛び込んで、そこで死ぬかもしれない。

↑その必要はない。警察は好きなように手がかりを追うことができる。このケースでは車が証拠になる。

↑少なくとも容疑者は浮かぶ。その後、犯人確定のために十分捜査したことだろう。

↑それ以上の証拠もあることを望むよ。

↑その可能性が高い。

●おそらくフェイクニュースだろうけど、もし本当の事件だったとしたら、誰かが犯罪を犯したことを証明するのは、その人物が誰なのかわかってしまえば本当に簡単なことだ。追加的な証拠を集める方法はいくらでもあるし、ほとんどの人は有罪を認めるか、とにかく認めるんだ

↑フィンランド人だけど実際のニュースだよ。警察が蚊を見つけてDNA鑑定をしたところ、過去に有罪判決を受けた人物のDNAと一致した。取り調べで男は車内にいたことは認めたが、盗んだのは自分ではないと主張した。その後、有罪判決を受けたという話は聞かないので、主張通りの可能性が高いかも。

↑2人目のフィンランド人として答えると、容疑者が最終的に起訴されたってフィンランド語の記事を見つけた。

●カナダ出身だけど、警察はたとえ車に追跡装置がついていても、普通は犯人を追いかけないんだ。北欧では真面目な警察活動が行われているんだな。

●信じられない。警察が車の窃盗犯罪を解決しようなんて。きっとフィンランドは実在しない国なんだろう。


フィンランド警察はすばらしい一方で、アメリカやカナダの警察のダメさを嘆くコメントが目立っていました。

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見
 
コメント欄を表示する(0)
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。