ロンドンの1976年と2021年を比較した写真が関心を集める
2023年度の「世界最高の都市ランキング」"World's Best Cities"でパリやニューヨークなどの人気都市を抑えて、世界一の都市として選ばれたロンドン。
この半世紀でどんな変化を遂げたのでしょうか。
同じアングルの1976年と2021年を比較した写真が、大きな関心を集めていました。
緑化計画は近年の都市部でよく聞く話ですが、歴史的にはロンドンが最初に始めたとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●たいていのところは逆だと思う。
●まさか、あの辺りが以前は駐車場だったなんて、思いもしなかったよ。今は全く違う。何て見苦しいんだ。
↑その通りだ、あんな巨大な観覧車を作るなんて。今は駐車する場所もないし、ビッグベンも見えない!(※ジョーク)
↑えっと、最初の写真でも実際にはビッグベンは見えなくなってたんだけどね。
↑ビッグ・ベンは鐘のことでしょう? 塔の中に入らなければ決して見ることはできない。(※正確には時計塔内の大時鐘の愛称だが、塔全体や大時計そのものを指して使われることが多い)
●1976年はとても暑い長い夏だった。当時は、その公園を夢見ただろう。
↑アメリカなら決してそんなことはしない。我々は駐車場が大好きだ。
●ロンドンは交通網が発達した都市だ。ロンドンで車は必要ない。私がロンドンで育った80年代は、どこに行くにも車で行くのが普通だった。でも今はそうではない。
↑ロンドンで車を運転するのは惨めで金がかかる。だから公共交通機関を利用する。そうすれば、広大な駐車場をあちこちに設置する必要がなくなり、その分のスペースを他の用途に回すことができる。
●おもしろトリビア。ロンドンは実は森なのだ!
国連の定義によれば、森林とは樹木の割合が20%以上の場所を指す。
ロンドンは立派な21%だ。
●定かではないが、あの駐車場には、川下に移転した旧グレーター・ロンドン・カウンシルの事務所があったはずだ。
現在はずいぶんきれいになった。ロンドン・アイとその近くにある屋台は、駐車場よりも多くのお金を稼いでいることは間違いない。
東京の緑化計画、「グリーンベルト」はロンドンを参考にしているとのことです。