とある「ハエトリグサの注意書き」がユーモアあふれると人気を集める
食虫植物としてよく知られているハエトリグサ(またはハエトリソウ)。
葉がトラップ(わな)の形状になっていて、ハエや人間が触れると閉じるようになっています。
海外の植物園に、なんと「人間向け」「ハエ向け」の両方に向けた注意書きがありました。
If you are not a fly, please do not trigger the flytraps, as this will cause them to digest themselves and eventually die.
— Clarismelda Aquino (@Clarismelda) December 3, 2023
If you are a fly, please ignore this message, but proceed with caution. pic.twitter.com/bTd84zk4Cz
「もしあなたがハエでないならハエトリグサを刺激しないでください。さもないとハエトリグサは自らを消化し、やがて死んでしまいます。
もしあなたがハエなら、このメッセージは無視してください。─注意しつつ前進してください」
なんと親切な!
多くの人がハエトリグサに触れることを警告したかったのでしょうが、ついでにハエにもメッセージがあったことで、人気を呼んでいました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●みんなと共有できるちょっと面白いことを学んだ!
ハエトリグサは最初のタッチでは閉じず、約20秒後にカウントが「リセット」される。つまり、20秒以内に2回タッチすれば閉じるが、タッチしてから待てば閉じない。
これは、完全に再開するまでに1〜2日かかるため、意味もなく閉じて再開するエネルギーを節約するために進化した方法である。
ハエトリグサは死ぬまでに開閉できる限界が決まっているため、だまして閉じるように仕向けることは、事実上、寿命の何%かを奪うことになる。
↑ハエトリグサはノースカロライナ州ウィルミントン近郊の数平方Kmのテリトリー内に自生している。これを言ってもあまり信じてもらえない。
↑それはクレイジーだ。南太平洋の小さな熱帯の島とかで生育しているのだと思っていた。
↑ほとんどの食虫植物はアメリカ原産だよ。
さらに面白いことに、ウェストバージニアには、ピッチャープラントやサンデュー/ドロセラなど、さまざまな種類の植物が自生している。
●この看板はどうだろうな。文字が読める一匹のハエがいたとして、そのハエを食虫植物の群生地に突っ込ませるわけにはいかない!
そのチビには引き返せと言い、学校で一生懸命勉強して、大学に行って、学位を取って、世界を変えるように言うんだ。
●実は、刺激するとそうなるとは知らなかったんだ。ただ、少し時間が経てば開くものだと思っていた。
↑自分自身を食べることはないが、意味もなくエネルギーを消費するので、それが理由でやがて死ぬ。
人の目も、ハエの目も(?)引く看板ではあります。