「足のかかとにプクッとしたものが浮き出るんだけど…これは何?」
湿疹、じんましん、小さなできものなどが出来て不安に思うこともあります。
病院に行くのが基本ですが、まずはネットで答えを求める人も増えてきました。
「かかとに、なんかぷっくりしたものが出来ている」と海外掲示板に質問している人がいました。
かかとの皮膚に、何かが入っているみたいな丘疹(きゅうしん)。
立つなどして体重が掛かると、この変なぷくぷくしたものが浮き出るのだとか。
これはいったい何なのでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●もっと大きな問題は、片足が猫の足のように見えることだと思う。
↑前足は猫で、後ろ足は人間……。
●かかとサイズがわかるように猫を隣に立たせたの?
●おそらく"Piezogenic Papules"(圧原性足丘疹)じゃないかな?
(Wikipedia)
↑おそらくこれだと思うが、それより投稿者は、この症状がありふれたものだと知っておくべき。自分も幼少の頃からこの症状に悩まされてきたし、今30代だけど何の問題もない。痛くないし、特に探さない限り気づかない。
他の症状がなければ、心配する必要はない可能性が高い。
↑しこりの中身は何だろう? 脂肪腫のような脂肪性の液体か何か?
↑液体ではなく正真正銘の脂肪組織だ。網の絞り玉のように、組織と組織の間からしみ出してくるだけ。
●自分が正解を答える最初の人かもな!
数年前、かかとに痛みが走ったので足の専門医に診てもらったところ、かかとの周りに似たようなこぶがあると指摘された。かかとの脂肪パッドが磨り減っていて、適切な部位に収まるように手助けが必要だと言われた。
比較的深くかかとをサポートする装具を処方され、かかとを多くサポートする運動靴を履くように言われた。痛みはなくなり、小さなコブも消えた。
↑正式な名称は“Piezogenic pedal papules”
↑非常によく見られる結合組織障害である。
↑しかしまた 圧原性足丘疹はよくみられる良性のもので、真皮からの脂肪ヘルニアに起因する。人口の80%にみられ、通常は無症状である。丘疹は痛みを伴うこともある。
↑周期的に痛みがち。
↑小児リウマチ専門医をしているけど正解。偏平足(扁平足)や関節可動域過多の患者さんによく見られる。これらは一般的に無害で痛みもない。
一般的で心配いらないとのことでしたが、不安を感じたときは専門医に診てもらいましょう。