メキシコのバス運転手は…自転車の視点を肌で感じる訓練を行っている
大型車両は、自転車やバイクの巻き込み事故が起きやすく、いろんな対策がなされています。
メキシコの首都では、バス運転手に最初にサイクリストの視点を肌で感じさせる訓練を行っているとのこと。
その様子が海外掲示板で話題となっていました。
Trainee Mexico City bus drivers gain a firsthand understanding of the cyclist's perspective pic.twitter.com/qeFrYkawaW
— Interesting Things (@interesting_aIl) April 29, 2024
サイクリストの横をすれすれに走っていくバス。
めちゃくちゃ怖いですが、これを実感することでバスの運転が注意深くなることでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●本物はもっと怖い。突然、すべての動きに気を配るようになり、自転車をまっすぐ走らせるのがやっとだからだ。
↑橋下のトンネルの自転車道でバスが横を通り過ぎた。そのとき発生した空気に吸い込まれて引き寄せられたので、修正し過ぎて肩が壁にぶつかった。跳ね返ってまたバスにぶつかった。短時間にトンネルの真ん中で何度も跳ね返って壁にぶつかった。コントロールを取り戻し、バスはなんとか通り過ぎたが二度と人間ピンボールになりたくない。
↑子供の頃、自転車のハンドルにすれ違った車のミラーが接触した。転倒して軽い擦り傷と打撲を負っただけだったが、軽いとは言い難いトラウマも負った。後ろから車が近づいてきても平気になるまでには、かなりの時間がかかった。
↑どれだけ死と隣り合わせだったかを思い知る小さな瞬間……。自分も似た体験があって忘れるのが難しい。
●共感を教えるエレガントな方法。
↑警官が唐辛子スプレーやテーザー銃を携帯する際に、自分で浴びる訓練を思い出した。彼らの共感性に影響を与えたかどうかはわからないが。
↑このアイデアが持ち上がったとき、英国ではこれが「拷問」とみなされていたと知ったら、あなたはショックを受けるだろうか?信頼できる道路安全キャンペーン活動家や交通警察官より。
●あとは自転車に乗った人を車に乗せて青信号を通過させ、その間に自転車に乗った人が赤信号を無視してブレーキを踏ませるだけだ。
↑それは気に入った。運転免許試験の一部にしたらどうだろう?
●「なんであいつは俺のSUVの近くを走っているんだ!」
↑…効果的な指導法。
↑これは素晴らしい! カリフォルニアの自宅の近くはサイクリストが多く、車の運転手がサイクリストに触れるほど接近して楽しんでいるのを目撃した。危険だし、無礼だ。しかも、20代のドライバーが多かった。
サイクリストや歩行者も、大型車両の運転席の視点を体感しておきたいですね。