2024年05月26日 22:45

1600年前の「オガム文字」が彫られた石がイギリスの庭で発見される

 

1600年前のオガム文字が彫られた石がイギリスの庭で発見
オガム文字は4〜9世紀にアイルランド語を記録するために使われた、ABC(ラテン文字)とは異なるシンプルなアルファベット。

それが彫られた石が、イギリス中部のコヴェントリーの庭から発見されました。

コロナ禍の2020年、自宅で時間を持て余していた地理教師のグラハム・シニアさんは、庭の花壇を手入れしていた際に奇妙な模様が刻まれた石を掘り当てました。

石を洗って、考古学者の親戚に写真を送ったところ、1600年以上前のものであることが判明し、古代アイルランドのオガム文字であることが判明したのです。

ラテン文字に置き換えると「Maldumcail / S / Lass」に相当するとのこと。

「Maldumcail」はおそらく人名「Mael Dumcail」だと考えられていますが、「S」と「Lass」の意味はまだ解明されていません。

正確な用途や由来も不明ですが、専門家は何らかの記念品だった可能性があると推測しています。

オガム文字はケルト民族が使っていたもので、アイルランドやスコットランドを中心に発見されています。ケルト民族は鉄器時代から中世にかけてヨーロッパの広範囲にわたって暮らしていた人々で、独自の文化や言語を持っていました。その中でもオガム文字は特にユニークで、石に刻まれることで後世に伝わってきた歴史を持っています。

オガム文字 - Wikipedia

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