逮捕されるたびに沈黙を貫くイギリスの「サイレントマン」…弁護士にさえ黙る理由があった
黙秘権が保障されている国では、取調べや裁判の場などで自分に不利益となる供述をしないよう、黙秘する権利があります。
イギリスで「サイレント・マン」(沈黙の男)と呼ばれる男がいて、逮捕されるたびに沈黙を貫いているそうです。
This is David Hampson AKA "The Silent Man", a UK citizen who is repeatedly arrested for standing on a certain road to block traffic. He never speaks a word, not even to the court or his lawyer. Every time he is released he repeats the same crime and remains silent. pic.twitter.com/rJZJunvLw3
— Creepy.org (@creepydotorg) May 9, 2024
そのイギリス人男性の名はデイヴィッド・ハンプソン、通称 「サイレント・マン」。
彼は決まった道路で、交通の妨害をしては繰り返し逮捕されているとのこと。
彼は警察官や裁判官どころか、弁護士にさえひと言も話さず、釈放されても同じ罪を繰り返し、そしてまた沈黙を守るのだとか。
何を思って沈黙を通すのか話してくれないので謎でしたが、ある理由がありました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●彼にペンと紙を渡そうと思った人はいる?
↑彼の兄によると、話す能力は十分にあるが、このようなことをするときは話さないことにしているそうだ。
↑そういう同級生がいた。家族みんなが変わり者だった。
たとえ呼ばれても決してしゃべらなかった。その代わり言いたいことを伝えるために紙に書いたり、激しく身振り手振りをしたりした。
誰も彼が話すのを聞いたことがないが、唯一私に話しかけてきたことがある。
私の誕生日の数か月前に「誕生日おめでとう」と言ってもいいかと尋ねてきた。彼は腕時計に通知を設定し、3か月後のランチ中にやってきて「誕生日おめでとう」と言って立ち去った。それ以外に言葉を発するのを聞いたことはない。
●誰にでも趣味は必要だ。
↑渋滞を見たいだけの男もいる。
●誰も記事を読んでいないのか? この男は刑務所が好きなだけだ……。
釈放後に、また逮捕されるため警察署の外で交通を妨害する。保釈が認められたら、裁判所の外で交通を妨害する。
彼にとって刑務所こそがわが家のようです。