海外女性が「今のAI環境に対する不満」を述べたら…共感する人が続出する
AIの進歩は目覚ましく、多方面で活用されています。その一方で、仕事を奪われるなど、すべての面で歓迎されているわけじゃないのも事実。
海外の女性が「今のAI環境に対する不満」を述べたところ、共感する人が続出していました。
(credit:Reddit/Vibhrat)
「私は自分が芸術や執筆をするためにAIに洗濯や皿洗いをさせたいのであって、私が洗濯や皿洗いをして、AIに芸術や執筆をさせたいのではない」
言われてみれば……。
確かに今トレンドのAI活用といえば、絵を描いたり文章を書いたり。表現の分野ばかりなんて人も多いことでしょう。
順序としては、先に家事や雑用などを減らしたい気持ちもわかります。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●よく言ってくれた。人類と幸福を高めるためでなければ、AIを作ることに何の意味があるのだろう
↑アーティストや作家に報酬を払わなくてよくなったCEOたちの稼ぎを高めている。
●食器洗い機&洗濯機「私たちはあなたにとってジョークですか?}
↑皿洗いや洗濯の95%をこなしてくれてるのに、全く無視されている。
●洗濯機も食器洗い機もある。すべて手作業だった以前より、間違いなく今の方がずっといい。これからも改善していかなければならない。
↑洗濯機や食器洗い機をAIがどのように改善できるのか私にはよくわからない。本物のロボットが衣類や食器をピックアップしてくれない限り、改善の道はない。
↑AIはすでに洗濯や皿洗いをすることができるが、物理的な領域でのタスクを実行するにはロボットが必要なのは明らかだ。
↑ただ、そういうことをするためにはロボット工学が必要で、それはまだかなり未発達(だが、そこへ向かっている)。物を拾うのは難しい。パターンマッチング(AIの文章や芸術は本質的にこれである)は比較的簡単。
●その通りだ!
●ロボットを欲しがっているようにしか聞こえないが? 違う?
↑2004年の映画「アイ,ロボット」の有名なシーンを思い出した。
主人公「ロボットは交響曲を書けるか? ロボットはキャンバスを美しい傑作に変えられるか?」
ロボット「あなたは出来るの?」
それから20年、AIが絵を描いたり作曲をしたりすることはあっても、ロボットが家事をすることはない。
とりあえず洗濯機や食洗機には感謝はしつつ、さらに発達してもらえるとありがたいですね。