2024年06月19日 13:05

「人間だけがたった1粒で死ぬ植物の種があるそうだ…」ヒマシ油の原料であるトウゴマの種子

 

人間だけがたった1粒で死ぬ種子01
毒や薬は、生き物によって効果は変わります。

人間にとって特に毒性が強いのが、「ヒマシ油」が抽出されるトウゴマの種子なのだとか。

Reddit/tyrion2024

人間だけがたった1粒で死ぬ種子00
トウゴマ - Wikipedia

皮膚疾患の治療や下剤として医療に使われているヒマシ油ですが、抽出前の種子にはリシンが含まれ、青酸カリの500〜1000倍の毒性を持つのだとか。

人間が最も敏感で、大人が1粒摂取してもハイリスクで、犬なら11粒、アヒルなら80粒と、動物によって敏感さには差があるとのこと。

トウゴマはアフリカ原産ですが、日本にも稀に野生化した個体が見られるそうです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●チョコレートを酸素のように気軽に食べられる代償だ。
(※犬はカカオに含まれる成分「テオブロミン」で中毒症状を引き起こす)
ヒマシ油が毒にならない動物たちにとって、どれほど美味しいものなのか、想像することしかできないが……。

↑タマネギもまた、人間以外のほとんどの動物に有毒だったと思う

↑人間にもいるよ。私はタマネギに敏感で、誤って摂取すると具合が悪くなる。

↑そんな。私はタマネギなしの料理ができない。想像もできなかった。

↑オリーブオイル、玉ねぎ、ニンニクをフライパンで焼くのが毎食のスタートだ。それ以外に何を作ればいいのかわからない。

●忘れてはいけない。
・ニコチン(タバコ)
・カプサイシン(唐辛子)
・カフェイン(チョコレート、コーヒー、紅茶など)
・アボカド
これらは、植物が捕食者から身を守るために進化した、自然界に存在する毒素/殺虫剤のリスト。(耐性を獲得した)人間はレクリエーションとして摂取するものである。

↑カプサイシンは特におもしろいね。他の哺乳類と同じように、人間にも意図したとおりに作用するが、私たちはなぜかそれを楽しんでいる。

↑まって、アボカドも?

↑アボカドは、犬を含む多くの動物にとって猛毒。アボカドを丸ごと食べることができる巨大なナマケモノの一種と一緒に進化してきた。アボカドを噛むと、特に皮とヘタの部分は有毒。

↑巨大なナマケモノの部分は最近否定されたと思う。

●Wikipediaにはそう書かれていない。「生のトウゴマの種子の毒性はリシンの存在によるもの。成人の致死量は4〜8粒とされているが、実際の中毒報告は比較的まれである。

↑個人差があるんだ。200粒のトウゴマ種子をミキサーにかけたジュースと一緒に食べた患者が3日後には元気になったという雑誌の報告があるし、2粒で死に至った報告もある。咀嚼したかどうか、胃の中に何が入っていたか、体重などに大きく左右される。

●アヒルが我々より長生きして乗っ取る可能性は低いが、決してゼロではない。─『アヒルの惑星』の脚本を書き始める

↑私としては、新しいアヒルの支配者を歓迎したい。


1粒で致死はやや大げさかもしれないそうですが、リスクは負わないに限ります。

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