「人事部から匿名アンケート調査を受け取ったんだけど…もやもやする」
会社の人間関係はデリケートなので、社内アンケートは匿名のほうが正直な回答が得られやすいことでしょう。
人事部から社内アンケートを受け取って、複雑な気持ちになった人がいました。
どんなシチュエーションだったかというと……。
未読メール2通
人事部より:匿名アンケートにご協力ください。
上司から:アンケートを忘れないように。人事部は、君がうちの部署の最後の1人だと言ってるよ。
最後の1人だと把握されている……。
その後に送ったら誰が書いたか丸わかりのアンケートとなり、もはや匿名性などなくなっています。
当たり障りのないことしか書く気がしませんね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●そもそも参加者のリストは匿名ではないしね。
私が働いていた会社では、よくサードパーティのアプリを使っていて、それは本当に匿名であることが保証されていた(終了前にデータにアクセスできないなど)。
↑結果が匿名でも、少人数のチームであれば関係ない。直属の部下が3人しかいない場合、経営者はそれが誰なのかを把握するのに大きな労力はいらない。
↑前の会社では、具体的な質問(肩書き、入社年数など)が項目にあったので、12人のチームならすぐわかると思った。
↑以前の職場では、所属部署と勤続年数を聞かれた。言うまでもなくアンケートのその部分をごまかした。
↑正しく行われていれば、調査会社以外の誰も個々の調査を見ることはない。会社が見るのは集計された結果だけ。
●長年、所属部署で唯一の30歳未満の男性だった。
アンケートの最初の2つの質問は、性別と年齢層だった。これは僕にとっては匿名にはならないと担当者に言ったが、彼らは僕を特定するためにそれを使用しないと言った。それでも、自由記述の質問では給与について不満を述べた。
↑匿名でなくなるのは、誰かが個々のアンケートの回答を見た場合だけ。集計されたデータしか見られなければ、匿名であることに変わりはない。
●オレは気にしちゃいねぇ。クビになってもかまわんさ。
↑自分ひとりだけなら、そう言うのは簡単だ。家族全員がその給料に依存しているとしたら? 子供たちに屋根を与え、医者に手ごろな値段で診てもらうための小切手にサインしている男を鼻であしらうのは難しい。
●全員が完了したかわかるだけで中身についてはわからない。
↑「匿名」アンケートで気に入らないことを言ったあとで、人事部に入った人がいたよ。
●自分は女性が多い職場にいる男性。アンケートの最初の質問に性別があるので一目瞭然だ。自分は匿名にならないと言い訳できるので、謹んで調査をお断りしている。
●これは、職場でよく起こること。最後に残った人が匿名であることができなくなる。
●だから人事は決して信用してはいけないのだ。
匿名アンケートは仕組みを公開してほしいですね。