アメリカ人ショック「インドにはアメリカの医薬品を安く製造できる法律がある」テレビ番組で女性が伝える
Indian Medical Laws Allowing Violating Western Patents. pic.twitter.com/TpL7ngrYEj
— OMGThatsInteresting (@omg_interesting) July 16, 2024
彼女がアメリカの番組で伝えている内容は、
「インドの法律では、欧米の製薬会社が薬価を高額に設定している場合、別の企業が特許を取得して同じ薬を製造することができます。
インドの裁判所は最近、Natco Pharma Limitedという企業に特許を認めました。
これにより、同等の薬に6万9000ドル(約1000万円)を支払う代わりに、インド人は177ドル(約3万円)で薬を手に入れることができるのです。
CEOはブルームバーグ・ビジネス・ウィークの取材に応じ、次のように語っています。
我々はインド人のために開発したわけではなく、それを買う余裕のある欧米の患者のために開発したのです」
177ドルと6万9000ドルは約390倍。
研究費などを考慮しても、アメリカの製薬会社の値段設定の異常さがわかります。
ひどい医療事情をよその国から助けが出ているような状況かもしれません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ブラジルも同じようなことをしている。2015年にその男がHIV治療薬を5000%も高価にして人々が激怒したとき、ブラジル政府が同じ薬を20セントで製造し、市民に自由に配布した。
(※アメリカ製薬ベンチャー「チューリング製薬」の当時のCEOマーティン・シュクレリ氏は2015年8月に60年以上前に開発された感染症治療薬「ダラプリム」の権利を買い取り、薬価を1錠13.50ドル(約1500円)から55倍以上の750ドル(約8万6000円)に値上げした)
↑もしこれらの国々、特にインドがこの「特許」に従っていたら、製薬王のその判断のためにアフリカ全土がエイズに蝕まれていたことだろう。
↑5000%値上げされた薬(ダラプリム)は、何十年も前に特許が切れていた。ブラジルも他の国も、誰も特許を侵害してまで製造する必要はなかった。
アメリカでは、薬の購入者が低価格を望まないため、誰もジェネリック医薬品の承認を推進しなかったために、バカみたいな価格になっただけなのだ。
↑アメリカの特許はアメリカでのみ効力があるので、そもそもアメリカの特許を侵害することはできない。国際特許法に最も近いとされる特許協力条約でさえ、一度に複数の国に特許を出願することはできても、一度に特許を付与することはできない。
↑ここアメリカでは、医薬品の特許を買い占めて価格を吊り上げるのがトレンドになっている。これらの医薬品の多くが、アメリカ政府からの公的助成金によって開発されたものであることを考えると何とも腹立たしい。
しかし、ルーラやディルマのような善良な人々を政権に押し上げることができる強力な組織労働基盤があれば、事情は違ってくる。
●この2か月の間に、母親が両目の白内障手術を受けた。左目は0ドル(インド政府負担)、右目は200ドル(レンズ、薬、24時間滞在などを含む)だった。
↑アメリカ人の私は救急車を呼ばれるたびに断ってきた。まったく問題なくても、病院に行くだけで数千ドル(数十万円)かかるからだ
●ブラジルのインスリン代はアメリカに比べて10%以下だし、お金がなければタダで手に入る。アメリカのヘルスケアは完全にぐちゃぐちゃ。
●いいね、もっと言ってやれ。
↑うん、お願い。もっともっとこれが必要。
●「資本主義の支配から医療を解放するインドの医療法」
ほら、直してあげたよ。
●大手製薬会社は、(アメリカにとって)全世界で最大の稼ぎ頭……とまではいかなくても、最大級の稼ぎ頭のひとつではなかったっけ?
↑すべてはアメリカ市民の犠牲の上にね。
●だから私たちは、あなたが1000ドル払うのと同じものに10ドルしか払わないんだ。アメリカの医療がどれだけひどいか想像してみてほしい。
↑ハハ、想像する必要はないよ。その中で暮らしてるんだから。
アメリカの医療費高騰は、医療アクセスの制限、慢性疾患の管理不足、薬物の過剰摂取、新型コロナウイルスの影響などを通じて、平均寿命の縮小に大きく寄与しているとのことです。