スリランカの伝統的な竹職人がマットを編む一部始終
大きな竹を、かなり細くなるなるまで何度も何度も縦に割り、丁寧に編んでいきます。
そして出来上がったマットの美しいこと。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●仕上がりは美しいが、その労力は信じられないほどだ。
↑わずか5分半じゃないか。
●ドアの後ろに巻かれた状態で誇らしげに展示されている。
↑おそらく買い手が引き取りに来るのを待っているのだろう?
↑少なくともインドネシアでは "gulungan pintu"、ドアロールと呼ばれている。
何世紀にもわたってこのマットは作られてきた。しかし、日常的にその上を歩くと壊れ始めるので、普段はしまい込まれ、来客など特別な日にだけ使う。
時が経つにつれてドアロールと呼ぶようになった。常にドアの後ろにしまわれているからである。
●竹を使った仕事をしている。この仕事がどれほど難しいか理解してほしい。竹を割るのだって失敗することがある。
↑この作業は手の負担が大きい。彼の手のアップを見たら……そうなんだ、私もそうやって傷だらけになった。
↑親指に約1.5mの長い破片が刺ささるのを想像してくれ。
↑竹は鋭く、心配するのは破片ではなく、その長い繊維がチーズの針金のように体を切り裂く。
●うわー、彼を見ているだけで疲れてしまう。大きな労力が必要。すごい職人技だ。
●つまり彼は、やたら細いストリップをすべて作り、それから厚いピースでカーペットを織ったということ? その極細の短冊を何に使ったのか私は見逃していたのだろうか?
↑細いストリップは、作品の仕上げのために最後の方に使われる。
●竹(バンブー)はとても万能な素材だ。毎回驚かされる
↑なぜ(少なくともアジア以外では)それほどポピュラーな素材ではないのか不思議に思っている。事実上、無限の資源だ。成長が早くて豊富で、手入れはほとんど必要なく、多くの国では植林が違法とされている。箸はともかく、なぜ竹製の使い捨てフォークやスプーン、ストローは普及しないのだろう。
●これに関して驚くことが2つある。1つは、人間がどうやってこれを作るプロセスを思いついたのか。もう1つは、これを仕事としては絶対にクソであり、どうやって耐えられるのかということだ。
どのジャンルの職人芸も見ていて飽きないですね。