「1988年の100m最高タイムと今大会の最低タイムを比較してみたら…驚いた」
the 100m men’s final keeps getting quicker and quicker pic.twitter.com/YToLrFTN0I
— non aesthetic things (@PicturesFoIder) August 5, 2024
左は1988年ソウル五輪の100m走で金メダルを獲得したカール・ルイス選手。(※ベン・ジョンソン選手はドーピングが発覚して失格)
この時、優勝したタイムが9秒92。
右は2024年パリ五輪の100m走のジャマイカのオブリク・セビル選手。
健闘振るわず決勝では最下位に終わるも、そのタイムは9秒91秒。
36年前の優勝タイムより、今大会の最低タイムのほうが速いことに驚きの声が上がっていました。
ただしトラックや靴の素材、トレーニング方法など、環境も大きく変わっているので、カール・ルイス選手が36年後に生まれていたら、当時よりずっと速く走れていたことでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●完璧に近づけば近づくほど、欠点が際立つんだ。
2024年パリ五輪男子100mの最終結果
ノア・ライルズ(アメリカ)9秒79
キシェーン・トンプソン(ジャマイカ) 9秒79
フレッド・カーリー(アメリカ) 9秒81
アカニ・シンビネ(南アフリカ) 9秒82
ラモント・マルセル・ジェイコブス(イタリア) 9秒85
レツィル・テボゴ(ボツワナ) 9秒86
ケニー・ベドナレク(米国) 9秒88
オブリク・セヴィル(ジャマイカ) 9秒91
1位と8位(最下位)のタイム差はわずか0.12秒。これは文字通り、人間の目が瞬きできる平均速度である!
↑マイク・ティリコは、ケニー・ベドナレクが8人中7位に終わったが、彼のタイムはリオと東京でメダルを獲得するのに十分だったと指摘したと思う。決勝に進んだ8人全員は何も恥じることはない。素晴らしいレースだった。
↑ブラジルの放送では、この決勝戦に出場した全員が、8大会を除くすべてのオリンピックで金メダルを獲得していただろうと述べた。
↑4〜8位までは、これらの順位で記録された中で最速のタイムを出した。
↑そして世界記録は9秒58。
↑1位との差が100分の1秒以下だったと知りながら2位になったことを想像してみてほしい。
呼吸が少し違えば金メダルになれたようなものだ。
●男子100mのスピードが上がっている。どうすれば彼らを止められの?
↑コース上に障壁をいくつか設置して、彼らのペースを乱すのだ。
↑それは、彼らに投げかけるには深刻なハードルのように思えるが?
↑でも、ウサイン・ボルトのオリンピック記録は2人より0.3秒速い。女子100mの記録は、この2人より0.5秒遅いだけ(ボルトより1秒近く遅い)。
↑いや、そうでもないよ。1988年の最速タイムはベン・ジョンソン選手の9秒79で、これはパリ五輪の優勝者と同じタイムだ。
↑9秒79のドキュメンタリーを見て。すべてを説明してくれる。あの最終レースに出場したランナーは全員、出場禁止処分を受けたか、ステロイド服用で告発されている。
●楽観主義者:より良いシューズ。より良いトレーニング方法。より良い栄養士。
悲観主義者:より巧妙なドーピング。
●ありがとう、すごく自分が老いた気がする。
どの大会でも決勝に出場するだけで偉業です。