「当たる気がしないんだが…」最も成功したボクサーの凄まじいディフェンス技術
サウル・"カネロ"・アルバレス選手はメキシコ出身のプロボクサーで、現代ボクシング界において最も成功した選手の1人。少し前には最強論争(PFP)で井上尚弥選手とも比較されていました。
特にディフェンス技術に優れていることで知られています。
華麗によけて一発も当たらない様子が海外掲示板で話題となっていました。
Got away without a single hit pic.twitter.com/o9LKgf6Peb
— Amazing things (@HiddenAmazing) August 21, 2024
練習風景からして鮮やかですが、リングに上がってもサンドバッグと同じように全く当たりません。
相手の攻撃を巧みにかわし、カウンターで仕留めるスタイルで4階級制覇王者となりました。(スーパーミドル級、ミドル級、スーパーウェルター級、ライトヘビー級:65戦61勝2敗2分 39KO)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ドッジ(避ける)、ダック(しゃがむ)、ディップ(傾ける)、ダイブ(飛び込む)、そして……ドッジ!
↑レンチをかわすことができれば、ボールもかわすことができる!
●何度も何度も何にも当たらずにスイングするのは、めちゃくちゃ疲れる。
↑自分なら最初の数回のスイングで、すさまじいストレスだと思う。
↑相手が怒っているのがわかるだろう。
↑マイク・タイソンはこうしてリングを支配した。前に出て相手にスイングを強いるか、タイソンに自由を与えるリスクを負わせる。だが全く彼には当たらないんだ。
そして、タイソンがスイングを始めると、それは相手が疲れて戦意を喪失した隙をついたときであり、トラックのように殴りかかった。
●カネロはディフェンスマシーンだ。時には手がつけられないほどだ。
↑メイウェザーに挑んだのがキャリアのあまりに早い時期で、ボコボコにされたのを覚えているだろうか? あの試合をもう1年待っていれば、彼は勝てたかもしれないのに……。
↑「キャリアが早すぎる」?
当時カネロは42勝0敗、WBC王座6連覇、WBA王座を獲得したばかりだった。メイウェザーは当時37歳になろうとしていた。カネロと戦う 「適切なタイミング 」はいったいいつだったのか?
これは、メイウェザーがもっと年上だったときの「マニー(メイウェザー)は歳を取りすぎていた」と言うくらいひどいことだ(そしてマニーはさらに半世紀もチャンピオン・レベルで戦い続けた)。
●ボクシングの専門家ではないが、カネロが全盛期のメイウェザーと戦ったのは、彼が全盛期を迎えるずっと前だったのは一般的に知られているようだ。
ボクシングファンの皆さん、全盛期のメイウェザー対全盛期のカネロはどうなるでしょうか?
●彼がこれほど優秀であることは、メイウェザーがいかに偉大であったかを証明している。
↑カネロがメイウェザーと戦ったときはまだ駆け出しで、一方、メイウェザーがカネロと戦ったときは全盛期だった。カネロは今が全盛期だが……両者が全盛期に戦った場合、どちらが勝つか興味深い。
↑正直なところ、それはタイソン対アリの最強論争だが、私はカネロがメイウェザーを打ち負かすことを望んでいる。
最強論争となると、どの業界でも話は尽きないものですね。