「3年おきに離婚と結婚を繰り替えす日本の夫婦、その理由は…」海外の反応
2人とも結婚の際にどちらかの姓だけで生きていくことに大きな抵抗があり、選択的夫婦別姓制度の導入も望み薄だったことから、ペーパー離婚と結婚を交互に繰り返すことに決めたそうです。
離婚と再婚もかなり面倒な手続きである気はしますが、このケースもいたしかたない気はしますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●人事部は夫婦を両方とも嫌いだろうな。
↑IT部門はもっと彼らを嫌いだろうな。
↑記事を読むと、2つの姓を持つことができず、かつ法律上の名前を使わなければならないのは、実は人事とIT(セキュリティリスク)の両方が関係しているようだ。
(Forced by law to use one surname, Japanese couple chooses to divorce every 3 years - The Mainichi)
そして、日本ではなぜか別々の姓を持つことができない。
本当はシンプルに自分の姓のままがいいようだが、法の規制や個人情報盗難のリスクの観点から許されていないそうだ。
●年初に日本の教授が皮肉を込めた研究を発表した。
法律で二重姓が禁止されているため、最終的には日本国民全員が佐藤姓になると警告している。ジョークめいてはいるが、現行法の問題点を浮き彫りにしている。
(参照:500年後の日本人、全員「佐藤さん」に? 研究者が推定、結婚率激減なら別の結果も - CNN.co.jp)
↑韓国はすでにこの問題に直面している。文字通り、韓国人の50%が3つの姓だ: 金(キム)、李(イ)、朴(パク)
↑うちの学校では韓国人留学生の名前はみんなキム、リー、パクだった。
●興味深い。インド文化では同じ姓は結婚が許されないことがある。どちらかの名前が優勢になると、それが問題になる可能性がある。
しかし、数学的にはあまり意味がない。なぜ結婚すると、佐藤が少なくなるより多くなる可能性が高くなるのだろうか?
↑なぜなら、その姓がすでに優勢な姓であり、ほとんどのカップルが夫の姓を名乗る場合、50/50のコイン投げがより一般的な姓に当たる可能性が高くなるため、徐々に他の姓に取って代わられるからである。
↑もし「佐藤」が他の名前より少し有名で、優勢な名前であれば、他の条件が同じであれば、人々はその名前を選ぶだろう。
●ケベック州では、女性が男性の姓を名乗ることも、両方の姓をハイフンでつなぐことも、同じような問題からやめている。旧姓が残らなければ姓はおよそ4つしか残らないので70年代に廃止された。
●日本では婚姻関係の変更ではなく、ただ名前を変えたいという理由だけで法的に名前を変えることは認められないの?
↑私が読んだところでは、日本で名前を変えるには「正当な理由」(例えば、名前が不快、外国名の帰化など)が必要で、夫婦が合意できないのは正当な理由にはならないようだ。
↑一方アメリカでは、「イエス・キリスト」「メッタ・ワールド・ピース」「セクシー・ヴィーガン」などを名乗れる。
●もしこれがアメリカのニュースだったら、医療へのアクセスや医療費の借金を避けることに関係するものだろう。
●日本の社会ニュースって、他の国と違うよね。
選択的夫婦別姓の是非については、今後も議論が重ねられていくようです。
(参照:自民作業チーム 総裁選で「選択的夫婦別姓」導入の是非 論戦を | NHK | 自民党総裁選)