経営破綻したカリフォルニア州の老人ホーム、経営者に見捨てられた入居者を2人の従業員が無給で世話を続ける
アメリカ・カリフォルニア州の老人ホームが経営破綻し、閉鎖されました。
ひどいことに、経営者と従業員の大半は病気で寝たきりの入居者を含む19人を放置して出て行ってしまいました。
ところがコックと清掃員の2人が、無給であるにもかかわらず残って世話を続けたのです。
As governments, media, and George Soros try their best to cause racial division and demonise communities, we see heartwarming stories like this. I hope Trump pays special recognition to these 2 men because Kamaltoe definitely won't.. pic.twitter.com/fPpVwP6orq
— Driver 47 (@Driver475) August 31, 2024
コックのモーリス・ローランドさんと清掃員のミゲル・アルバレスさんは残り、24時間体制で病気の入所者の掃除と食事のために働き続けました。
彼らの英雄的行為がニュースとなり、カリフォルニア州に高齢者介護に関する新しい法律を制定させることになったとのこと。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●まず第一に、彼らの魂に敬意を表したい。第二に、いったいどんなヤツが入居者を移転させることなく老人ホームを閉鎖するんだよ?
↑どんな企業でも、経費節減のためならありえる。そのような行動を阻止する唯一のものは、法による規制と労働組合だよ。
↑アメリカには年配者を保護する法律がないんだな。うちの国ではそんなことしたら刑務所行きだし長い懲役だ。
↑自分はずっと比較的健康なアメリカ人だった。それが今年になって一変し、健康状態が悪化した。何度も入院して、死にかけ、手術を受け、今では人口肛門で生活し、毎日の医療用品が必要になっている……なんてこった!
アメリカの医療制度がどれほどめちゃくちゃなのか、実際に対処するまでわからなかった。正気の沙汰じゃない。かなり良い保険に入っているのにこれだ。
人工肛門の用品のことで散々な目に遭わされてきて、今日、ついに保険のケースマネージャーに電話して、「この後、もう弁護士なのか、メディアなのか、どこへ頼めばいいかわからない。食料品の袋をダクトテープで胃に貼り付けなければならなくなりそうだ。大至急電話をくれ」と言った。ここからどうなることやら。
●アルバレスとローランドは、このような事態が起きてからの1年間、賞や表彰を受けたり、オークランド銀行の口座に無給分の報酬が振り込まれるなど多くの支援を受けた。
↑それはそれで結構なことだが、この騒動の責任者は、彼らがホームの人々に死を宣告したかったように、ゆっくりと痛みを伴って死んだのだろうか?
↑彼らの刑期はまだ確定していないが、当時のハリス司法長官によって14件の高齢者虐待の重罪で起訴され、最高17年の禁固刑に処された。その2人とは、オーナーのエルミニギルダ・ノベダ・マヌエルと管理者のエドガー・ババエルである。
↑エルミニギルダ・マヌエルは2019年2月19日に50万ドルの未払い税金について有罪を認め、最高5年の禁固刑と罰金25万ドルを言い渡されが2023年12月12日に死去。エドガー・ババエルは執行猶予。
●2人の素晴らしい行動は「ウォーキング・デッド」の脚本家たちがエピソードに盛り込んだ。ゾンビ黙示録中にスタッフが入居者を見捨てる中、清掃員や他の低レベルの従業員が残って彼らの世話をする様子が描かれている。
↑自分もそのエピソードを思い出した。
↑自分も!
↑アメリカに住んでいれば世界崩壊後のサブストーリーを探すのは簡単だ。
●これはコロナ禍前に起きたことで、この2人がいなかったら高齢者を保護する法律は成立しなかっただろう。コロナ禍のときに法律が成立してなかったら、大勢の経営者が高齢者施設を簡単に放棄していたと思う。
↑元看護師として、もし私がシフトの途中で辞めていたら、放棄によって免許を剥奪される可能性があった。なのに、介護事業者が全く規制されていなかった事実は非常に腹立たしい。ビジネスとしての医療なんてクソ食らえ。
●まって、カリフォルニア州では、このような状況に人を放置してはいけないということを明確にするために法律が必要だったのか?
↑資本家は短期的な利益のために殺人を犯すから、どこの国でもこのような法律が必要。
日本でも介護事業者の経営破綻が増加しており、決して他人事ではありませんね。