2024年09月11日 12:48

目が不自由なカナダ人男性…他の人には見えない天体が見えるようになる

 

普通の人が裸眼では見えない天体が見える男性
先天的に目の不自由なカナダ人のティム・ドゥセットさん。

幼少期に眼球の水晶体(レンズ)を取り除いた結果、他の人には見えない天体が見えるようになったそうです。

Reddit/Crepuscular_Animal

視覚障碍者であるティム・ドゥセットさんは、健常者が肉眼では見えない天体が見えるのだとか。

現在彼はその能力を活かして、カナダのノバスコシア州に自分の天文台を持っているとのこと。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●私は無水晶体症で、左目の水晶体は幼児のときに摘出した(右目は義眼)。道路標識もまともに見えないけど、誰よりも早く稲妻を見ることができる。

↑わお、私のような境遇の人がこの世にいるとは思いもしなかった。乳幼児期に白内障の手術を受けて両側性無水晶体眼症なんだ。
1988年当時はまだ赤ちゃんに水晶体を移植することはなかったからね。太陽の光は私にとって信じられないほど強烈で、室内の「ブラックライト」でも蛍光灯と同じくらいよく見えるし、大学の物理学の分光学の実験では、紫外線のスペクトル線までよく見えたので、カンニングを疑われたこともある。

↑誰よりも早く稲妻を見える? 何だって?

●白内障手術後に新たに発見した超能力を記録した人がいる。
新しいレンズにUVフィルターがないため、他の人よりも紫外線スペクトルが遠くまで見えていた。
彼はそれをかなり広範囲にわたって記録し、非常に狭い波長帯域を放射する機械を使わせてもらい、先細りになるまで視力テストをした。暗闇でもUVトーチを使ってナビゲートすることができた。

↑水晶体を外した後に紫外線が見えることは実際にはよくあることである。問題は、レンズのUVフィルターは網膜を保護するために必要だということ。このUVフィルターなしで昼間の明るい時間や紫外線ランプの下で走り回っていると、遅かれ早かれダメージを受け、再び目が見えなくなってしまう。
そのため、白内障の人が装用する人工レンズには通常、紫外線フィルターが付いている。これは主に人工レンズができる前の問題だった。

●目撃した者すべてに狂気をもたらす全能の力を持つ異次元の存在に、彼がさらされないことを祈ろう。

●左目を摘出したとき本当に鮮明な幻覚を見た。幾何学的で、時計や人の顔の輪郭。
1年半経って、出たり消えたりで、今はほとんど小さな点だけになった。
これはシャルル・ボネ症候群と呼ばれるもので、突然視力が低下する人の30〜50%が罹患し、ほとんどの人は1年半〜2年半で治るか軽減すると思う。

↑眼球を摘出した後、幻覚や幻肢のようなものを見たの?

↑眼球はデータを処理センターに送り、その情報が「見える」。眼球がなくなるとプロセッサは基本的にゴミデータを報告する。

↑榴散弾で片目を失明したとき、その症状に見舞われた。兄は生涯にわたって幻覚作用のある薬物の常用者だったので、兄と強い結びつきになった。
13〜14か月ほどで治まったが、最初の数か月は怖かった。


明るい光から網膜を保護するためにUVフィルターが必須だそうですが、フィルターなしの世界では、どんな星空が見えるのか気になりますね。

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