「モンゴルの広大な土地を自転車で横断してみた…」2か月に渡る冒険の記録
モンゴルの国土は日本の約4倍で、7割以上を草原が占めていますが、森林、高山、湖沼地域、ゴビ砂漠など自然に恵まれています。
なんと自転車でモンゴルを横断している男性がいました。
他のモンゴル自転車旅の写真はこちら。
（Bikepacking @maxroving - Instagram）
どの写真を見ても広大な、むしろ広大すぎるモンゴルの土地！
MaxRovingさんによる説明。
「私は現在、無期限の自転車世界一周ツアー中で、この夏はモンゴルで2か月間を過ごした。その感想と写真をシェアしたい
モンゴルは間違いなく、何の準備もなしに来る場所ではない。特に、ほんのわずかなアスファルトの道路を進むだけでなく、内陸部まで足を伸ばしたいのであればなおさらだ。この国で舗装されている道路はたった20％しかない！
だから、幅広のタイヤを用意し、自転車の修理方法を知っておくこと。世界で最も人口密度の低い国の田舎では、自転車屋に出くわすことはまずないからね。
モンゴルの西の果てにあるアルタイ山脈で大半の時間を過ごした。実は現地のほとんどは民族的にはカザフ人である。モンゴルはソビエト連邦の一部ではなかったため、この地のカザフ族は現代のカザフスタン人よりも伝統文化を保っている。
彼らとの出会いはいつもすばらしく、アイラグ（馬の乳を発酵させたもの）や岩のように固いチーズをたくさん出してくれる。ただし、モンゴルに来るのは食べ物が目的ではなく、遊牧民の生活様式を体験し、自然や人里離れた場所を楽しむためだ。
時には困難もあり、何日分もの食料を運んだり、沢や川の水を飲んだり（良いフィルターを持参！）するだけでなく、頑丈なテントも必要。激しい強風のためテントの壁が崩れないように体で補強しなければならない夜が何度もあった。また、6月に3000m級の峠を越えているときに吹雪に見舞われたこともある。
経験した小さな災難は、川を渡るときに滑って足を深く切ってしまったこと。幸い村の近くだったけど、へんぴな場所にいる場合に備えて救急箱を持っていたほうがいい。また、集落の外では携帯電話はほとんど通じないので、緊急信号発信機は賢明な投資かもしれない。（以下省略）」
旅の魅力や、厳しさ、準備の大切さなどを伝えていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これは本当に素晴らしい旅のようだ！ 間違いなく準備不足の人には向かない。シェアしてくれてありがとう！ 良い旅を！ これからも経験や写真をシェアしてほしい！
↑（投稿者）もし興味があれば、タジキスタン、イラン、オマーンなど、私がすでに自転車で横断した「珍しい」国々の写真をたくさんシェアしたい。
↑ぜひ見たい。
↑我々みんなが見たい。
●＞何日分もの食料を運んだり、沢や川の水を飲んだり
最初の質問だが、私はほとんどのバックパック旅行で、次の水源までの距離を把握しているか、心配する必要がないほど十分な荷物を持っている。あなたは食料と水の供給を考慮してカロリーを計算したり計画したりしたのかな？ それは可能なのか、それとも荷物を最大に積んで最善を尽くすだけなのか。
↑（投稿者）前もって計画を立て（カロリー計算はしていないけど、推測はする）、常に十分な量を持ち歩くようにしたよ。
●写真とヒントをシェアしてくれてありがとう！ あなたの無期限世界一周ツアーの資金調達方法を教えてもらえるかな？ 純粋に興味がある。
↑（投稿者）貯蓄／投資。パンデミック（世界的大流行）のときによく働いたし、そのときは幸運にもまだ両親と一緒に暮らしていた。
他の選択肢としては、スキーリゾートのような宿泊施設を提供される季節労働。
●素晴らしい。モンゴルを自転車と馬で何度か旅したことがあるが、死ぬほど気に入った。素晴らしい人々と地理。素晴らしい写真だ、良い旅を。
↑（投稿者）ありがとう。たまに「道 」が残酷な洗濯板だった時、馬がいたらと思った。
●これは何のカメラで撮影？
↑（投稿者）Leica M10
●わお、なんて素晴らしい旅なんだろう。孤立していることに魅力を感じる。近頃は自分が興奮できる唯一のことなんだ。残念ながら同じようなことはできないので、深く尊敬するよ。
↑（投稿者）ありがたいお言葉をありがとう。世界一周が終わったら、写真集を出版しようと思っているんだ。
●超クールだぜ。物資はどうやって確保していたの？ 文明から最も遠かったのは？
自分は2018年にホーチミンからハノイまでベトナムを自転車で走ったけど、補給に関しては楽勝だった。一度も食べ物やテントを持っていかなくてよかった。道中のほとんどにレストランやゲストハウスがあったからね。文明から最も遠ざかったのは60kmくらいだったと感じたけど、それすらも大げさかもしれない。
↑（投稿者）いいね。この冬、ベトナムでサイクリングをする予定なんだ。
●なんて素晴らしい冒険なんだ！
●この大冒険のために、どのくらいの期間フィットネストレーニングに費やしたのか聞きたい。
↑（投稿者）全くやってない。走りながらスタミナを付ける。でも、始めた頃に体力がなかったわけでもない。
●なんてこった。辛いお別れだっただろ。
↑（投稿者）（笑）今までで一番気に入ったコメント。
●中央アジア人は、見知らぬ人を食事に誘うことをためらわない人が多いというのは本当？
↑（投稿者）そうだよ。何度もあったよ。でも、イラクやクルディスタン（クルド人の住む地域）ほどのレベルじゃない。いつも誰かの家に寝泊まりさせてもらっていたから、3週間はテントを使わなかったね。
冒険と呼べる旅に興味を持つ人が沢山いました。これからも続くようで楽しみですね。
RSS購読
公式Twitter
らばQ on Facebook
mixiページ