「どっちがうらやましい?」税金に対するアメリカ人とヨーロッパ人の口論が注目を集める
とあるアメリカ人
「ヨーロッパの人々が30%もの税金を払っているなんて信じられない」
とあるヨーロッパ人
「私は47%の税金を喜んで払っている。
なぜなら、私はすべての人の医療費を無料にすることを信じているから。
すべての人の無料の教育を信じているから。
すべての人が利用しやすい公共交通機関を信じているから。
すべての人のための25日間の有給休暇を信じているから。
通勤途中にホームレスの麻薬中毒者をよける必要もない。
子供の学校が銃で撃たれる心配もない。
救急車を呼ぶ必要があるときや、重い病気にかかったときの心配もない。
税金を払うのが嫌なら、関心を払うのはどうだろう?」
税金が高い分の見返りは大きく、医療費が高かったり治安が悪かったりするよりもマシという主張。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●スウェーデンに住んでいる。
頭の良性腫瘍を摘出する手術を受けたばかり。病院に4日間入院し、1日3食の食事と必要な薬をすべてもらい、MRIスキャンのような新しい検査を受けて、腫瘍が全部摘出されたことを確認した。それからタクシーでリハビリ施設に行き、そこで6日間同じ生活をした。食事は1日3食で、看護師、医師、理学療法士などが世話をしてくれる。さらに、バランストレーニングやジムなどのアクティビティが企画され、必要な薬はすべて処方された。家に帰されるときには、向こう1週間分の薬を全部くれた。
帰宅後、病院とリハビリ施設から2通の請求書が送られてきた……合計費用は130ドル未満。
私は税金を払うのが大好きだ。
↑健康なスウェーデン人として、自分の税金が他の人の役に立っていることが喜ばしい! 一日も早いご回復をお祈りいたします。
↑その違いだ。アメリカ人の約40%は、他人がうまくいったり、快適であったりするのを見るのが嫌いだ。
↑いったいどういうことなんだ。自分は他人が不必要に苦しんだり、苦しんだりするのを見るのは好きではないのに。この国(アメリカ)は本当に病んでいる。社会負担を軽減するための十分な資源を持っているのにだ。この国は本当に病んでいる。
●「私は税金を払うのが好きだ。税金で文明を買っているんだ」という名言がある。
↑ホントだよね、公立学校や道路建設の予算がどこから出ていると思っているんだ。
↑聞いていないのか? アメリカ人は公立学校も嫌いなんだ。
↑アメリカの公立学校の教師だけど、間違いなく嫌われている。
●アメリカ人は30%は税金を払っているのに、その見返りはまったくない。少なくともヨーロッパでは、彼らはお金に見合う何かを得ている。
↑つまり、私たちは最大で30%もの税金を収めているけれど、何も得られないということか。ああ、忘れてた、私たちには巨大な軍隊があった。イェッピー!
●自分はおよそ20%の税金を支払っているが、それで何が得られるのか?
道路は崩れ、橋は落ち、高等教育は一生借金漬けだ。保険に加入していても、結局は全額自己負担になってしまうので、医者に行くのをやめた。連邦政府による出産休暇もなければ、連邦政府による育児休暇もない。公共交通機関なんてジョークみたいなもので、近郊の大都市で車に依存していないところなんて思いつかない。最低賃金はもう15年以上変わっていないし、それを補うためにこの国にある馬鹿げたチップの文化についても触れないでほしい。
ほとんど誰も得をしないような政策を通すために政治家たちにロビー活動をする余裕のある人たちだけでなく、私たちの政策がすべての人のためになるのなら、私は喜んで2倍の税金を払うだろう。
●自分の月収はおよそ3000ドル(約45万円)。それほど多くないが、物価の低い地域に住んでいる。今のところ、税金は約25%だ。もし、政府がこの写真にあるようなものをすべて提供してくれるなら、喜んで月1500ドルで生活するために働くだろう。まるでユートピアのようだ。
税金の妥当性や使い道が、もう少しわかりやすくなってほしいものです。