スペインで今世紀最悪の水害が発生…バレンシアの路上に車が積み上がる
2024年10月29日から30日にかけて、バレンシア州を中心とするスペイン東部で集中豪雨による深刻な洪水が発生。スペインの水害としては今世紀最悪の規模だと報じられています。
積み重なった車両に多くの人がショックを受けていました。
Scenes of piled-up vehicles in Valencia, Spain today after yesterday’s devastating flooding. pic.twitter.com/BM0k2QmADg
— Massimo (@Rainmaker1973) October 30, 2024
なんと恐ろしく、信じがたい光景。
バレンシアは雨が少ないため、地域全体が水害に弱いとのこと。
Spain flash floods: Dozens dead as cars pile up in Valencia - YouTube
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●まるでゴジラ映画に出てきそうだ。
↑本当にひどい有様だ。犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。
●バレンシア市内に住んでいる。郊外のプエブロに比べればダメージは少ない。彼らの多くはここから車で数分だけど、完全に壊滅状態だ。ここから10分のIKEAは1階が完全に水没し、人々はまだ中に閉じこめられている。ショッピングエリアが2階にあってよかった。
私の息子は、高速道路の橋が崩落した街の郊外にあるバスケットボールチームで練習している。
空港は水没し、土石流が発生し、数百人が死亡、さらに行方不明者が出ている。
この水害は何の前触れもなく突然起きた。すでに2週間雨が降り続いていた。ここではめったに雨は降らない。
気候変動は現実であり、これがその影響である。
私はアメリカ(フロリダ州)出身なので、自然災害は目新しいものではないが、これは厳しい。
●「1年分の雨が8時間で降った」
なんてこった、これは知らなかった。
↑8時間で490ミリ(19インチ)の雨……本当に想像しがたい。
●悪化する一方だ。
●気候変動は、あなたがそれを信じようと信じまいと関係ない。
●気候変動は現実のものであり、そのために私たちが直面している結果である。しかし、対策が講じられていれば、犠牲者は大幅に減らせたかもしれない。
私はバレンシア州で一生を過ごし、過去7年間はバレンシア市に住んでいる。この「コールド・ドロップ」現象を、記憶にある限り毎年見てきたけど、年々悪化の一途をたどっている。
他国のように予防策を実施していないだけでなく、政府は昨年、このような自然災害に対処するための特殊部隊(UME)を撤去した。
また、市の排水設備にも変化は見られない。排水設備は非常に悪く、少量の雨でも常に洪水を引き起こしている。竜巻が3つも発生したのに、何の警告もなかったことをどう説明するのだろう?
↑自然はその力を私たちに思い出させることを決して忘れない……。
↑これは自然だけの問題ではなく、地球を汚染し、私たちすべてを殺そうとしている企業世界の問題なのだ。
毎年のように世界のどこかで異常気象が起きているので、経験したことのない自然災害が発生しやすいようです。