詐欺電話を騙し返す"AIおばあちゃん"…イギリスの通信会社が開発
AI Scambaiters: O2 creates AI Granny to waste scammers’ time - YouTube
開発したのは通信事業者のヴァージンメディアO2。
AIおばあちゃん「デイジー」は24時間体制で怪しい電話に応対し、詐欺業者に対して「家族の話」「編み物に対する自身の気持ち」「架空の口座情報」などを長々と語るとのこと。
高齢者なので、レスポンスや返答の質が多少低くても、あまり不審がられないとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●AIが詐欺師を電話にとどめながら、居場所を追跡し、その場所に巡航ミサイルを数発撃ち込む。詐欺師はこれでいなくなる!
↑スカイネットの一歩手前ということなのか?
(映画『ターミネーター』に登場するAI、全世界に核ミサイルを発射し、人類の半数が死滅)
↑もう惑星をハッキングするんだ。
●AIの良い使い方の中でトップ10に入るね。AIおばあちゃんを相手にするのに忙しければ、本物のおばあちゃんから生活費をだまし取ることはできない。
↑これが一般的になれば、電話詐欺に終止符が打たれるかもしれない。詐欺師がボットと話す可能性が高ければ、諦めるかもしれない。
↑同時に録画して、その記録を読んだり、ボットに騙されるのを見たりすることができれば最高だ。
●人力でこれをやったよ。数年前に他界した団塊世代の父親のモノマネができる。
詐欺師をしばらく電話に引き留め、近いけど正確ではない情報を与える。メディケアIDをちょっとだけ変更させておくと、詐欺師を電話に引き留めやすい。
少し認知症のふりをして、物を忘れたり、探すのに時間がかかりすぎたり、ベトナム時代の話をしたり、どこの協会に行くかを聞いたり、とにかく何でも話した。夕食を作っているときや犬と遊んでいるときにこれをすると楽しい。
↑あなたのおかげで、どこかのおばあちゃんが詐欺にあわずに済んだね。そのサービス精神に感謝。
↑父親はスパム電話が大好きで、特にパソコンに異常があることを告げてくる詐欺電話が大好物。ちなみに彼はテクノロジーの教師をしている。
相手に合わせるふりをしながら、同時に間抜けなふりをして、45分くらい電話を続ける。最後の瞬間に、自分が彼らを騙していたことを明かし、彼らが電話を切るまで、彼らの人生の選択について罵詈雑言を浴びせ続けるんだ。笑えるよ。
↑昔は詐欺師を騙すのはスポーツのようなものだった。
2000年代初期にScambaitersと呼ばれるWEBサイトがあり、そこで逆詐欺の手口を共有していた。ANUS Laptop詐欺と呼ばれるものは古典的なもので、何ページにもわたって続き、最終的に詐欺師に大金を振り込ませて、彼がANUSの高級ラップトップだと思っていたもののかわりに、実際には壊れた古いラップトップや壊れた電源、石などが送られた。詐欺師をやり込めた時代だった、今もオンラインで見られるといいのに。
●この特別なAIを作った人には敬意を表したい。
AI同士が電話で騙し合いをする時代が来るのかもしれません。