史上最年少10歳で大学卒業した神童マイケル・カーニー氏は現在35歳…気になる「その後」の人生
神童と呼ばれる子供はたくさんいますが、学歴においてトップオブトップの存在はマイケル・カーニー氏。
生後4か月で言葉を話し、生後10か月で文字を読み、史上最年少で高校(6歳)と大学(10歳)を卒業しています。
その後は、どんな人生を歩んだのでしょうか。
Michael Kearney earned a bachelor’s degree in anthropology in 1994 at the age of 10 years and four months, making him the youngest person to graduate college ever. Kearney had always been a child prodigy. He graduated from high school when he was just six years old. After… pic.twitter.com/XUoFdhfa6K
— Past To Present Stories (@past2present_x) November 16, 2023
マイケル・カーニー氏の学歴
8歳:サンタローザ・ジュニアカレッジで準学士号(地質学)取得
10歳:サウスアラバマ大学で学士号(人類学)取得
14歳:ミドルテネシー州立大学で修士号(化学)取得
18歳:ヴァンダービルト大学で修士号(コンピューターサイエンス)取得
22歳:ミドルテネシー州立大学で博士号(化学)取得
母親は日系アメリカ人の日系三世で、納豆を好んで食べていたことから「納豆頭脳」と呼ばれていたのだとか。
そんな天才少年だった彼の、卒業後の人生は……。
・大学で化学講師になり、
・2006年にテレビのクイズ番組に出演して100万ドル以上の賞金を獲得。
・2018年には地元のコメディ劇団に所属。
・2024年現在は35歳で、テネシー州ナッシュビルで生活しているとのこと。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●彼は化学研究室の講師だった。とても優しくて面白い人で、ポップカルチャーのバラエティ番組で「大ブレイク」したとかなんとか。
天才である彼が、なぜ好きなことをやらずに研究室の講師をしているのかと質問されたとき、「22歳にもなると、誰も(神童だった過去を)気にされなくなるよ」と言って笑った。
今も元気でやってるといいな。
↑23歳にもなると、誰からも好かれなくなると聞いたことがある。
↑もしかしたら、彼はいたずら電話の方が面白かったのかもしれない。
↑彼は優秀なだけでなく、地に足がついている。
他のコメントから、プレッシャーから解放されて自分のやりたいことをやれるようになったことが伝わってくる。(コメディ劇団に所属しているというコメントもあった)
もしかしたら、彼は内心で失敗したと思っているかもしれないが、そうでないことを願っている。
↑彼は22歳でまともな仕事に就き、さまざまなバラエティ番組やクイズ番組で110万ドルを獲得した。2006年のことだ。彼は人類学、高度な化学、クイズ番組、即興劇について知っている。魅力的な人生だ。
↑神童が自動的に素晴らしい 「クリエーター 」になるわけではないことは知っているが、彼らが統計的に「普通の人」より悪い状況になるとは思えない。
どのような経歴を持つ人でも、不遇で落ち込んでいる人はたくさんいる。(子供時代を飛び越えた後)、普通の生活を送るのは問題ないように思える。
↑彼はコメディ劇団で働いている。もっと給料のいい仕事に就けるけど、それに満足しているんだろうね。
●どのようなプロセスで神童になるのか気になる。加速教育を推し進めるのは親なのか、教育者なのか。
↑彼の両親はともに教育者だった。ステレオタイプを押し付けるつもりはないが、彼の母親は日本人で、アジア人の伝統として子供の学業優秀性を重視している。両親が彼と妹(こちらも16歳で大学を卒業)の学力を後押ししたのは間違いない。
本当の問題は、その結果、彼らの人生がどうなったか? このアプローチは彼を助けたのか、それとも傷つけたのか?
↑コメディ劇団に参加しているのは、高度な教育を急いで終わらせることを強いられた反動に聞こえる。休息が必要なだけだ!
●かわいそうに、まともな子供時代を過ごしたことがないんだ。
●うちの両親が私を誰と比較していたのかがわかった。
神童ぶりに比べると物足りなさを感じる向きもありますが、クイズ番組で荒稼ぎできるのはさすがですね。