多くの登山家や探検家が体験した「サードマン症候群」…生死を左右する状況になると現れる第三者的存在
サードマン症候群とは、人が極限状態に陥った際に経験する特殊な心理現象です。
生死を左右する危険な状況になったとき、目に見えない第三者的存在(サードマン)が出現し、その存在が安心や支えをもたらし、生還へ導くのだとか。
「サードマン症候群」"Third Man Syndrome"は、実在しない第三者が実践的なアドバイスや励ましを与えてくれるといい、何百人もの登山家や探検家がサバイバルの最中に体験してきました。
(参照:サードマン現象 - Wikipedia)
サードマンは見知らぬ誰かだったり、霊的な存在だったり、人によって変わるそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●この話を「友人」に撃たれた人から聞いたことがある。見殺しにされた後、「サードマン症候群」を経験しただけでなく、誰かが(明らかにその場にいなかった)彼を抱き起こしくれて、彼は助けを求めに行くことができた。
↑南アフリカの女性の話だが、首を切られそうになり、刺され、内臓が飛び出した状態だったが一命を取り留めた。誰かに持ち上げられ、地面から1フィート離れた道路まで浮いていたという。彼女は自分の足が地面に着いていないのを見下ろし、それから道路に出たのをはっきりと覚えている。誰かが彼女を見つけ、彼女は告発することができ、犯人の2人の男から他の女性を救うことができた。
●みんな、死にかけたときに助けてくれた神秘的な第三者の話をしているけど、自分が瀕死のときは、母と妹のことを懐かしく思い、目の前で"PONG"で遊んでいるのを見た。"PONG"が自分にとっての第三者だった。
(※世界で初めて成功を収めたゲーム)
↑大笑いした、あなたが無事で本当に良かった!
●84年にひどい事故に遭ったんだ。現場から少し離れた溝で目が覚めた。スキー・パトロールの隊員だと名乗る男がいて起き上がらせてくれた。誰も他に彼を見た者はいなかった。
↑妻は3歳のときに大事故に遭い、高速道路で車から投げ出された。夜、誰もいないところで、トラックの運転手が赤ん坊用の首輪を持っていて、それを妻につけたんだ。救急隊員が来たとき、誰もその男を見なかった。その後、彼女はヘリコプターでその男を見たと話した。彼女の母親と妹は彼を見たけど、他の人は誰も見なかった。
↑真冬にひどい事故に遭い、ボランティアの消防士と名乗る人が車を停めてくれて、暖かい彼の車の中で待つように言われた。それから病院で診察を受けるまでの間のことは何も覚えていない。
その数年前、自転車に乗っていて車にはねられたが、ボーイスカウトと名乗る人が衝撃を受けた私の腕を見て、骨折しているようには見えないと言ったのを覚えている。
これを読んで、その2人のどちらも実在したのか疑っている。
●8歳のときに車にはねられた。事故現場から2ブロックほど離れた自宅に向かって歩いていたのを鮮明に覚えている。若いカップルが僕を呼び止め、戻るように言い、事故現場を指さした。
そのことを母に話すまで、15〜20年間、その光景を記憶として持っていた。母は「あなた、私はそこにいたのよ。近所の人が教えてくれたから駆けつけたの。あなたがどこかに歩いて行くのは不可能だったわよ……」と言った。
何があったかはいまだにわからないが、今日に至るまで子供時代の最も鮮明な思い出の1つだ。
↑なあ、おまえは2分間ゴーストだったんだよ。
似たような体験をしている人は多いようです。