2024年12月24日 22:00

「かつて大戦中のクリスマスの日だけ、戦いが止まったことがある…」クリスマス休戦を再現した映像

 

クリスマス休戦
戦争は悲惨なエピソードばかりですが、第一世界大戦中の西部戦線で、イギリス軍とドイツ軍がクリスマス前夜に1日だけ休戦したことがあります。

「クリスマス休戦」の様子を動画にしたものをご紹介します。

Reddit/nextfuckinglevel


Christmas Truce of 1914, World War I - For Sharing, For Peace - YouTube

1914年12月24日の夜、ドイツ軍の塹壕からクリスマスキャロルが聞こえてきました。ドイツ兵たちは「きよしこの夜」を歌い始め、クリスマスツリーを飾り、ろうそくを灯しました。これに応えて、イギリス軍も歌を歌い始めました。

12月25日の朝、驚くべき光景が広がりました。
・ドイツ兵が武器を持たずに塹壕から出てきて、イギリス兵に手を振りました。
・両軍の兵士たちが「ノーマンズランド」(塹壕の間の地帯)で出会い、握手を交わしました。
・兵士たちは互いにクリスマスの挨拶を交わし、プレゼントを交換しました。
・タバコ、食べ物、記念品などを分け合いました。
・戦死者の合同埋葬式が行われました。
・一部の地域では即興のサッカーの試合が行われました。

多くの場所で休戦は12月25日の日没とともに終わりましたが、一部の地域では元旦まで続いたとのことです。

クリスマス休戦 - Wikipedia

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●話した相手や気に入った相手を殺すのは恐ろしいことだったに違いない。

↑すべての戦争は、ある王の嫉妬が原因だ。

↑王または神父。

↑ただし、次のクリスマスにドイツ軍がこれを試みたとき、イギリスの将校たちが兵士たちが命じたことは検索しないでほしい(彼らは容赦なく撃ち殺された)。

↑なんて残酷なんだ。

↑そうだ、悲しい事実だ。この話題が投稿されるたびに、そのエピソードも持ち出す必要性を感じる。確かに、塹壕の散らばった地域で、クリスマスに行われた心温まるひとときではあったが、これだけを投稿して広い背景を無視することは、戦争の地獄のような本質を許すことになり、戦争経験者に失礼だと思う。
できることなら『西部戦線異状なし』を観ることを、戦争をかわいらしく見せたい人たちの義務にしたい。

↑なんてこった、その映画には死ぬほどきつかった。GCSE(イギリスの中等教育卒業試験)のために観なければならなかった。身が引き締まる思いだった。特に10代の若者にとってはね。

↑それとアンネ・フランクの家や近くの強制収容所を訪れることは、誰もが経験すべきことだと思う。幸せな光景ではないけれど、時には不快にさせられることも、人間がどんな仕打ちが出来るかを知るには必要なこと。

●ドイツ軍がクリスマス休戦のために手を挙げたとき、カナダ兵がどう対応したかは話さないでおこう。

↑検索するまで知らなかった。カナダの学校では絶対に教えてくれないことだ。

↑カナダの戦争戦術はジュネーブ条約(戦地の傷者及び病者の状態の改善)の原動力だった。カナダ人は慈悲もクソもなかった。

●「戦争とは、若くて愚かな者たちが、年寄りで辛辣な者たちに騙されて殺し合いをすることである」
…そうだ、単に…そうなんだ。


世界中から戦争のなくなる日が来ますように。

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