「54歳の父親と58歳の伯母の会話を聞いてハッとなった…」家族関係っていくつになっても変わらないと思うとき
「ちょうど54歳の父親が58歳の伯母に『母さんには言うなよ』と言っているのを聞いた。どうやらそのやりとりって一生ものだったんだね」
もはや立派すぎる大人になった弟と姉ですが、親に知られたくないことがあるのは歳を重ねても変わらないようです。
まるで親に隠れてお菓子を盗み食いをするかのような「内緒」は、ずっと続いていくのかもしれません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分は48歳、弟は46歳。そのやりとりは確かにまだある。
●父親はADHDで落ち着きがないため、夏にケガした足の切り傷を何度も悪化させていた。看護師の姉2人がいくら言い聞かせても、父親はどこ吹く風。
そこで、家族バーベキューのときに、一番上の伯父と祖母に告げ口した。しっかり説教された父親は、感謝祭までには完治した。
何歳になっても実母に告げ口するのは効果絶大である。
↑うちの父親は足にひどい静脈瘤がある。母親が何度も「医者に診てもらって」と言っても聞かなかった。
ところが、看護師の私がそれを言ったら、急に予約を取って治療を受けたので家族みんな不思議な変化だと感じた。
なぜなら私にとっては両親は私を導いてくれる存在であり、両親にとって私はまだ子供だったのだからである。
でもお互いに気づいたのが、看護師の資格を持ち、病院の過酷な病棟で働いてきた「子供」は、親が知らないことを知っている専門家だとみなすようになった。
↑そういう経験が出来て良かったね。もちろん、お父さんの病気ではなく、親があなたの専門知識を信頼してくれたことに対して。素晴らしいと思うよ。
●93歳の祖母が、当時70歳だった息子(私の父親)のコートが薄すぎて風邪を引くと言ったら、口論になった。
「オレは自分が着たいコートを着るんだ!」と言う父親を見て、忘れられない思い出となった。あの記憶は、私の中から消えることはないだろう。
↑その後、彼は風邪をひいた。
↑そして93歳の母親が彼にスープを作り、ベッドに寝かせた。
↑うちの母親は、私が35歳になった今でも、寒くなると上着を着なさいと言ってくる。あと35年はこの生活が続くと思う。
●元夫は離婚したことを彼の母親に言わなかった。今の妻も彼女の両親にそのことを言わなかった。7年経った今でもクリスマスにはお互いの実家に行っていた。子供なし、無宗教、欧米の世俗的な家族である。
↑正直、それは本当に賢い選択だね。子供たちにとっても良いことだ。
↑子どもはいないけどね。それに、新しい恋人候補にとっても厄介な話だよね。
↑それで思い出したんだけど、母親が姉のところに滞在していたとき、僕と妻は飛行機で訪れて驚かそうと思ったんだ。仕事の都合で先乗りした妻と会った母親「あら、あなたたち別れたの?」
いや……母さん、別れてたら、どうして妻は自分の家族じゃなくて、国を飛び越えて僕の家族のところに行くんだい?
●父親(62歳)が、トラックの荷台で伯父(65歳)に新しいテーブルソー(丸ノコの刃がある木工機械)を見せていた。祖母(88歳)は窓の外を見て「あの子たち、寒いのに頭になにもかぶってないじゃないの!」って言ってさ。それから外に出て行って、二人にニット帽をかぶせたんだよ。
親子の関係はいくつになっても変わらないようです。