「10歳のときに、原子が分裂すると核爆発が起こると知ったので…」子供らしい心配事
The existential crisis of a 10-year-old physicist : r/sciencememes
「10歳のとき、原子を分裂させると核爆発が起こることを学んだ。それ以来、何かを切るときはいつもストレスを感じていた。
だって、うっかり原子にいい角度で当たってしまったらどうしようって思ったんだ」
そんなことが起こるかもしれないという、子供の心配「あるある」ですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●7歳の頃、光の速さについて学んだので、スイッチを入れてから点灯するまでのタイムラグを見るために、照明のスイッチを入れたり消したりし続けた。
↑成功したかい?
↑6歳の頃、ヒーローが奇妙な調合薬を飲んでスーパーパワーを手に入れる映画を見た。そこでコップに漂白剤、エンジンオイル、咳止めシロップ、床用洗剤を入れた。
それをアリにかけて、彼らがパワーを得るか見てみた。なぜなら6歳でも動物実験の理屈はわかっていたからだ。
↑問題点は、それらを6歳時が手に入れることができたこと。
↑動物実験の理屈は理解しているが、スーパーパワーアリの危険性は見抜けていなかった。
●バナナが不規則に反物質を吐き出し、小さな超新星を発生させることを知るまで待ってほしい。それでも私たちはバナナを食べるんだ……。
↑バナナだけではない。十分に高エネルギーの光子を発生させれば、反物質も発生する。しかし、それは実際には超新星にはつながらない。通常の物質と反物質の消滅だ。
●ちなみに原子1個が分裂しても核爆発は起こらない。ウランのような大きな原子を分裂させると、少量のエネルギーと中性子が放出される。
核爆発は1つの原子分裂が次々と連鎖反応を引き起こし、何兆個もの原子が分裂するエネルギーが合わさらないと起こらない。
つまり、仮にナイフで原子を切断できたとしても、何十億もの原子が連鎖反応を起こさないので爆発しない。
●自分は科学者の端くれだけど、何かするたびこの心理になる。
●包装紙を切っていて、ハサミがスーッと滑り始めた瞬間:「ヤバいヤバいヤバい……!」
核爆発が起こるためには、高濃縮の核分裂性物質と制御されない連鎖反応が必要だとのことです。