日本にも生息する世界最大級の蛾「ヨナグニサン」は…どう見てもヘビにしか見えない
「木の上に3つ首のヒドラ!?」と思いきや、なんと巨大な蛾なのだとか。
ヨナグニサン(与那国蚕)という世界最大級の翅面積を持つガで、日本では、沖縄県八重山諸島(石垣島、西表島、与那国島)にのみ生息。(国外はインドから東南アジア、中国、台湾)
こんな状況に遭遇したら卒倒しそうです。
羽を広げたときの大きさは25〜30cmで、長い間、世界最大の蛾として知られていましたが、近年の研究により、実際には2番目なのだとか。(世界最大はオーストラリア北部からニューギニアに生息するヘラクレスサン)
Attacus atlas female - YouTube
成虫は口器が退化しているため羽化後は一切食事を取れず、寿命は長くても1週間程度だそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●蛾について学んだ興味深いことは、彼らには口がないこと。蛾として生きている間は食べない。蛾になった後は、2週間繁殖して死ぬことだけが目的なのだ。
↑そして他の生き物を怖がらせる。
↑交尾して、バカを怖がらせて、幽霊になって。夢を生きるんだ。
↑ああ、そういう男には会ったことがある。
●タイトルを読まずに見たときは、3つ首の蛇かと思った。
↑キノコなのか蛇なのかと混乱した。蛾だと知って脳は壊れた……。
↑まともな鳥ならこんなものに近づかない。
↑「ああヤバい、ヘビがヒドラに進化したぞ。古代ギリシャの英雄たちを呼ぶ時が来たな」って思ったよ。
●ヘビに見えるようになるために、何世代にもわたって試行錯誤を繰り返してきたのかと思うと怖くなる。
↑初期のころは、子供が適当に描いたヘビの落書きみたいに見えたと思うよ。
進化や擬態は、知るほどに不思議な気持ちにさせられます。