炎に包まれた屋上に取り残された男性…クレーン操縦者の機転で救出に成功する
2023年11月23日、ロンドンから西へ60kmのレディングで起きたビル火災。炎に包まれた屋上で、男性が命を危険にさらしながら取り残されました。
ところが、クレーン操縦者の機転により、奇跡的な救出劇が繰り広げられたのです。
Quick thinking crane operator saves a man from a burning building pic.twitter.com/Fq961bEbXy
— Ritika (@Im_Ritikaa) February 27, 2025
炎と黒煙が迫る中、まさに絶体絶命と思われた瞬間、クレーン車が現れました。
男性は屋上で身動きが取れなくなり、火災の勢いは日増しに強くなっていきました。しかし、消防隊員の機転でクレーン車が迅速に動き、危険を冒して男性を救出。
屋上から下に引き上げられたその瞬間、遠くから見ていた人々は息を呑みました。救出の直前まで炎と煙が迫り、その距離がまさに命の危機を感じさせましたが、男性は無事に救助されました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これはイギリスのバークシャー州レディングで2023年の出来事。私は近くのオフィスビルにいた。そのビル現場が火事になったのはこれで3度目だった。
↑その建物が何度も火事になる理由はあるの?
↑1年後の記事。
「1年経った今でも、この炎がどのようにして始まったのかはわかっていない。安全衛生局(HSE)による調査はまだ続いている」
↑>「安全衛生局(HSE)による調査はまだ続いている」
HSEが報告書を公にすることはめったにないので、おそらく謎のままだろう(これでは本末転倒だ)。
●あれはドアのように簡単に開くものではない。やったことがない人は、それを理解するのに数秒かかるかもしれない。特に、自分が死にそうで、焼けるような熱さで、煙やガスが目や肺に入っている状態ではね。彼はよくやったと思う。クレーンのオペレーターには大きな敬意を表したい。100%、命を救ったね。
↑これはおそらく、スーパーマンに抱き上げられ、救われるという体験に最も近いものだろう。
↑命の危険を感じながら、燃えさかる建物の屋上で死を待っている恐怖から……たった1分足らずで安全な地面に降りて、街のブロックを離れる感情のジェットコースターを想像してほしい。
↑以下の動画では(30〜55秒)炎が彼にどれだけ近かったかを示している。熱は相当なものだったに違いない!
Reading fire: Crane operator rescues worker on burning high-rise (lucky escape) (1) (UK) 23/11/2023 - YouTube
●クレーン操縦者には、メダルと小切手とステーキディナーを贈るべき。
●クレーン操縦者の名前はグレン・エドワーズさん。火災は2023年11月にイギリスのレディングで起きた。
3度目の火災だが、今回がもっともひどいものだった。隣の建物で働いるけど、化学火災の排気ガスが発生したため、たびたび避難を余儀なくされてきた。
●なぜクレーンに入るのをためらったのか。見ているだけで恐ろしい。
↑この映像から炎との距離を判断するのは難しいが、ケージが炎にあぶられて、高熱になっていたのかもしれない。
↑彼が中に入ろうとしたとき、炎と煙がたまたまケージに向かって流れてきたようにも思える。
↑そのケージは自分で開けなければならない。おそらく、パニック状態で構造を理解するまで1分ほどかかったのだろう。
助けられるまでの炎や黒煙の近さが恐ろしい……本当に無事で良かったですね。