「スイスの空港のセキュリティを出たあと、この店を見てモヤモヤした…」気になる光景
アメリカ同時多発テロ事件(2001年)が起きてから空港のセキュリティは厳しくなりました。しかし24年も経つと、運用面では疑問に思うこともあります。
空港のセキュリティを通過した先にある売り場を見て、ギョッとした人がいました。
(credit:Redditr/theyeti7979)
なんとナイフ売り場!
ジュネーブの空港だそうです。
そういえばスイスはアーミーナイフが特産品。
しかしこれを空港で買って飛行機に乗るとなると、セキュリティっていったい……いささか疑問にはなりますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ケニアのジョモ・ケニヤッタ空港に行ったことがあるが、搭乗エリアには西洋人観光客向けに伝統的な品物を売る民芸品店があった。例えば、斧や槍、弓矢セットなどだ。しかし、出発ゲートの近くには、これらの品物が持ち込まれるはずがないため、山のように積まれているのを見かけた。おそらく、それらは次の観光客に再販売されるために店に戻されるのだろう。
↑ケニアらしいですね。
↑手荷物の中身を再チェックされることなんてあまりないと思うけど、搭乗エリアで何を買ったか誰も気にしないよ。
↑確かに再チェックはされた記憶がない。でも、これらはかなり大きいから、例えば釣り用の槍などはPCケースに収めることは不可能だろう。そうなると、ゲートでパスポートと搭乗券を確認している航空会社の職員が驚いてしまうだろうね。
↑ああ、フルサイズの槍なら目立つだろうな……。
↑私の父は、80年代の規則がもっと緩やかな頃に、アフリカやケニアから奇妙な尖ったものばかりを持ち帰ってきた。また、彼はスヴァールバル行きの飛行機で、ライフルを膝に抱えて座っている人々を見たと言っていた。ホッキョクグマがよくキャンプサイトを襲ったり、探検隊の近くを歩き回ったりするため、ライフルを持参することが推奨されていた(もちろん、発砲音で追い払うことが望ましいとされていた)。
↑なぜ機内にライフルを持ち込む必要があるのだろう。貨物室に入れるのと同じではないか。空港にホッキョクグマがいるわけでもないし。
●短くて鋸歯のない刃物なら、大抵は問題ない。例えば、小さなナイフだ。去年は園芸用のはさみをリュックに入れたままだったが、検査官は肩をすくめるだけだった。
↑これは半々で、取られることもあれば、取られないこともある。僕は小さいナイフをキーホルダーに付けているけど、飛行機に乗る前には必ず外す。少なくともヨーロッパではね。
↑赤ちゃんの爪切りを没収されたことがある。先端が完全に鈍っていたのに、なぜか危険な武器として扱われた。
↑アンマンの空港では、先割れスプーンを没収された。
●スイスでは、刃渡り6cm未満のナイフやハサミを飛行機に持ち込むことは合法である。ただし、航空会社がより厳しい規則を課す場合もあり、このルールはヨーロッパの国によって異なるが、多くの国がこの6cm規則を採用している。
↑セキュリティーチェックを通過した後であれば、このナイフを販売することに問題はないと思う。結局、ナイフがなければ開封すらできないからね。チェックメイト・テロリスト。
●こうして、検査場で没収された品々から利益を得ているのだ……。
ひと昔ほどは厳しくないようですが、形骸化している部分もあるようです。