「爆弾処理班の人にストレスをどうしてるか質問したら…」→意外な回答が返ってくる
世の中には危険と隣り合わせの職業がありますが、「爆弾処理」は最も恐ろしいイメージを持たれている1つと言えるでしょう。
爆発物処理班の人に「ストレスはどのくらいありますか?」と尋ねたところ、意外な答えが返ってきたそうです。
「かつて爆発物処理班の人に、そのストレスについて尋ねたことがある。彼は肩をすくめてこう言った。
『ストレスなんてないよ。うまくいけばそれでいいし、もし失敗したら、それはもう自分の問題じゃないからな』
自分もその視点を保とうとしている」
たしかに失敗した後のことは、もはや自分のコントロールできることではないので考えても無駄ではあります。とは言え、そんな簡単に割り切れるものなのでしょうか……。
これくらいクールに考えられるタイプでないと、務まらない職業なのかもしれません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●かつての上司は、どんな状況でも驚くほどの冷静だった。抗不安薬でも服用しているのかと思ったが、それが彼の自然な姿だった。前職は爆発物処理のスペシャリストだった。
↑その仕事に就いて冷静さが鍛えられたのか、生まれつき冷静だから爆発物処理班になるのか気になる。
↑第三の選択肢―サバイバーシップ・バイアスを忘れてはならない。ストレスに弱いスタッフは単に「うまくやれなかった」だけかもしれないのだ。
↑アメリカは爆発物処理技術者に対して世界で最も厳しい訓練を行っており、他国の軍人が訓練施設で訓練を受るほど。
ストレスに耐えられない訓練生は合格できないし、爆発物処理班は米軍の全4軍種で志願制。つまり、いかなる理由であれ志願を辞退する選択肢があるということだ。
↑夫は爆発物処理技術者で17年間従事し、アフガニスタンに3回派遣された。彼らは生まれつき穏やかな人間ではないと断言できる(笑)
学校で感情を分離する方法を教わり、さらに多くの実践が必要。冷静さを失えば命に関わるので、死を受け入れる訓練が不可欠。爆発物処理技術者の自殺率が全軍で最も高いのは死を受け入れているからという説があるけど、それはまた別の話。
↑今までで最も冷静だった上司は元陸軍だった。誰よりも口が汚かったが、仕事のトラブルには超冷静だった。「誰も死ぬ危険がないのなら、それは実際の問題ではない」
●かつての上司は「結局は、『やる』か『やらない』かだ 」が口癖だったが、そのセリフが大好きだ。
↑「なるようにしかならない」という考え方で生きると、実はすべてが良くなる。
↑親が離婚するとき「なるようにしかならない」ってタトゥーを入れていた。
●父親が爆発物処理班だけど、同じようなことをよく言っていたよ。そのような仕事をしていると、物事に対して無頓着になるんだと思う。
ストレス管理や問題解決の独特の視点を提供してくれますね。