古代エジプト人が着火するときに使っていた「弓式火起こし」
手のひらで棒を回転させて摩擦熱を作る「もみぎり式」で火を起こすのは、大変な作業でした。
古代エジプトでは「弓式火起こし」(弓ギリ)と呼ばれるものが主流で、弓の弦によって棒を高速かつ安定的に回転させることができました。
弓式を再現した様子をご覧ください。
How ancient Egyptians used to make fire 🪵🔥pic.twitter.com/6kQwBVrKHX
— Interesting things (@awkwardgoogle) May 8, 2025
楽ちん……とまでは行かないですが、安定かつ高速に着火に成功しています。
道具もシンプルですね。
古代メヘルガル(イラン南部)、インダス文明、北方のパレオアジア諸民族(アイヌなど)でも使われていたとのことです。