ヨーロッパ各国で英語の「How」をなんて言うか…ひと目でわかる地図がこちら
ヨーロッパの言語は民族移動が大きく影響し、ゲルマン語派、ラテン語派(ロマンス語派)、スラブ語派の3つが主流です。
ヨーロッパの各言語で、英語の"HOW"(どう・どのように)にあたるワードが何かを示した地図をご紹介します。
イギリスや北欧などの緑は「H」で始まる言葉で、オレンジのドイツ語圏は「WIE」。これらはゲルマン語派。
赤の「C」で始まる言葉はラテン語派(ロマンス語派)。
青の東欧・ロシアなどの「K」「J」で始まる言葉はスラブ語派。
民族移動や言葉がどんな風に変形していったのか見え隠れしますね。
赤の「CUM」はルーマニアで、ラテン語派(ロマンス語派)としては孤立しているのが不思議。調べてみたところ、古代ローマ帝国がこの地を征服しラテン語が広まったのが理由だとのことです。ちなみにルーマニアは「ローマ人の土地」を意味します。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ルーマニアは、なんというか、その……。
↑ルーマニア語(モルドバ語)の「CUM」は「クーム 」と発音する。――お前らが考えたような意味ではない、下品な変態どもよ。(※英語で卑猥なスラング)
↑つまり、基本的にはラテン語ってことだな。
(※英語圏の人にとって、フランス語、イタリア語、スペイン語はしばしばセクシーに聞こえる)
●ルーマニアの人気に嫉妬。
↑ルーマニアがインターネット上で主役になる日が来るなんて。
↑ルーマニアが勝利した数少ない例の1つだ。
他の語でも比較すると、新たな側面が見えて来るかもですね。