「こんな航路だったんだ…」マゼラン世界一周の軌跡を1分にした動画
初めて世界一周航海を達成した艦隊を率いた人物として知られるフェルディナンド・マゼラン。(※マゼラン本人はフィリピンで戦死)
地球が球体であることを実証した航海でしたが、その西回りの航路を1分で映像にした動画が人気を集めていました。
magellan expedition in 1 minute pic.twitter.com/Ue37UmUkEK
— non aesthetic things (@PicturesFoIder) May 31, 2025
当然、パナマ運河などないのでアメリカ大陸やアフリカ大陸の最南端を通らなくてはならないのですが……。
実際の航海は3年。
出発時は5隻の船団&270人の乗組員でしたが、スペインに帰還したのはたった18人だったそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●むしろこれをたった3年で実現したのが驚き。
↑船に乗っているところを想像してみよう。永遠のように感じただろう。特に太平洋の虚無の中ではね。
↑南米を一周することを想像できる? 現在、世界で最も危険な航路のひとつだよ。木造船でそれがどれほど危険なものだったか想像もできない!
●待て、つまりマゼランは世界一周を達成したのではなく、彼の船だけが世界一周を達成したのか?
↑ああ、彼が途中で殺されたなんて知らなかったよ。
↑スパイス諸島(モルッカ諸島)で戦死した。
↑マゼランが死んだ話は、実はちょっと(陰惨だが)滑稽だ。
数々の困難を乗り越え、自らを神に祝福された存在だと信じ大胆になった。最終的にフィリピンのマクタン島で地元部族との戦いに挑み、「無敵の神の使者」として戦うことを誇っていたが、最期は部族に切り裂かれ、部下たちはただ見ているだけだった。壮大な自信が裏目に出た結果として滑稽な結末を迎えた。
●自分の名前と同じ海峡を発見するなんて、クレイジーだな。
(※実際はマゼランにちなんで名付けられた。南米最南端の陸地とフエゴ島の間にある海峡)
●当時、香辛料は深刻なビジネスだった。4隻の船を失い、18人を除くすべての隊員を失ったにもかかわらず、航海全体の利益を上げるのに十分だった。
●この航海は宇宙飛行士になることに最も近いことだと実感する。技術レベルも違えば、文化、言語、習慣、食べ物もまったく違う。故郷から何年も離れた場所だ。スタートレックの惑星に降り立ったようなものだよ。
●あの広い太平洋を横断する航行に恐怖を感じた。
壮絶な航海だったことが想像できますね。