ドイツの名門大学の最新版のロゴが「いくらなんでもシンプルすぎる!」と注目を集める
フラットデザインが流行するなど、近年のロゴはシンプル化する傾向があります。
ドイツの名門フライブルク大学もその例に則っているのですが、最新のロゴがいくらなんでもシンプルすぎると海外掲示板で話題になっていました。
フライブルク大学(正式名称:アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク)は、ドイツで5番目に古い大学であり、ヨーロッパでもトップクラスの名門大学の一つに数えられます。
2009年までは500年も続いた由緒ある意匠。
2009〜2022年は印章を薄くして、大学名を強調したデザインに。
そこまでは分かるのですが、最新のロゴは……ただのフォントでは!?
デザインって何だろうと考えさせられます。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●数年後のロゴ。
↑これはすでに公式デザインのひとつだよ。
↑マジで言ってる?
↑はい、こちらがそのデザインを説明しているWEBサイト。この特定のロゴはソーシャルメディア用。
(Designsystem – Designsystem)
↑おそらく来週のロゴ。
↑二週間後。
↑三週間後。
●新しいものは、青で太字のArial(フォント)のようだ。
デザイナーがデザインする内容を書き留めた後、誤ってデザインの代わりにメモを送ってしまったような感じだ。
↑さらに悪いことに……それはcalibriのフォントなのだ。gでわかる。
↑十分なミニマムではない。マイアミ大学のようにUだけを使うべきだ。
●それはもう技術的にロゴと言えるのだろうか。この時点ではただのラベルに見えるが?
↑ハイテク企業がそうするのは分かるが、500年の歴史を持つ大学が本物のロゴを廃止するのは非常識だ。
↑ドイツの効率化は行き過ぎたのか?
↑失望と呼ぶ。
●ロゴが500年存続したら維持すればいいような気がする。
↑コカ・コーラやフォードのロゴのようなものだ。100年間変わっていない。確かに、何十年も前のある時点では時代遅れに見え、変更が必要だったのだろうが、今では古典と言えるほど古い。
↑「壊れていないのなら、直さなくていい」という意味を、彼らは実際に理解している。
●なんてこった、ダウングレードだ。
●ミニマリズムは最悪。
●なんという質の低下。
伝統的な印章(シーリング)は歴史や格式を象徴しますが、国際的な広報活動やデジタルメディアでの視認性・再現性を高めるため、よりシンプルでモダンなデザインに変更する大学が増えているとのことです。