2025年06月21日 16:09

「ここまで差があるなんて…」殺人発生率が高い都市ランキング:アメリカvsヨーロッパ

 

殺人の最も多い都市別比較、アメリカvsヨーロッパ00
都市の治安問題は、世界で注目の的となっていますが、各都市の差が顕著となります。

アメリカとヨーロッパの主要都市における殺人率の差がわかる表が紹介されていました。

10万人あたりの殺人率をご覧ください。

Reddit/SPXQuantAlgo

殺人の最も多い都市別比較、アメリカvsヨーロッパ01
左がアメリカの主要都市、右がヨーロッパで、殺人率の高いものから順番に並べられています。

殺人発生率が最も高い都市
▼ アメリカ(人口10万人あたりの年間殺人数)
・ジャクソン(ミシシッピ州)……99.5
・バーミングハム(アラバマ州)……70.2
・セントルイス(ミズーリ州)……66.4
・ボルチモア(メリーランド州)……58.3
・ニューオーリンズ(ルイジアナ州)……53.3
・バトンルージュ(ルイジアナ州)……51.8
・メンフィス(テネシー州)……48.0
・デトロイト(ミシガン州)……47.9
・シュリーブポート(ルイジアナ州)……47.2
・モンゴメリー(アラバマ州)……38.7

▼ ヨーロッパ(人口10万人あたりの年間殺人数)
・タリン(エストニア)……5.5
・グラスゴー(イギリス)……5.1
・ビリニュス(リトアニア)……4.7
・モスクワ(ロシア)……4.2
・ポドゴリツァ(モンテネグロ)……3.5
・ベルファスト(イギリス)……3.3
・リガ(ラトビア)……3.3
・キーウ(ウクライナ)……3.2
・チューリッヒ(スイス)……3.0
・ブリュッセル(ベルギー)……2.8

ひと目でわかるのがアメリカの殺人率が桁違いに多いこと。

ヨーロッパの都市の1位とアメリカの都市の1位で18倍くらいの差があります。

さすが銃社会だけあって、主要都市の殺人率が半端ありません。それぞれの地域の治安政策や社会環境が影響を与えていると考えられますね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●さらに際立っているのは、ニューヨーク市の殺人事件発生率がアメリカの大都市の中で最も低いという点だ(10万人あたり約5件)。これは全米平均よりもさらに低い。
しかし、この同じ数値でさえ、ヨーロッパの基準では「最も危険な都市のひとつ」となり、ロンドンのおよそ2倍の暴力性を持つことになる。

↑興味本位でシドニーについて調べてみた。2024年の殺人率は10万人あたり0.77件で、ここ10年で最も高い数値を記録している。

↑そしておそらく、2024年4月にウェストフィールド・ボンダイ・ジャンクションのショッピングセンターで発生した、6人死亡・12人負傷の刺殺事件が原因だろう。

↑最も安全なアメリカの州でさえ、ヨーロッパでは3番目に危険な国に該当する(笑)

●2024年のグラスゴーの殺人件数は10件だった。人口は60万人強なので、10万人あたり約1.66件になるはずだ。あるいは、データに使われた年がグラスゴーにとって悪い年だったのかもしれない。

↑これは非常に古いデータか、約20年以上の平均値のように思える。グラスゴーは、もはやかつてのような暴力的な街ではない。

↑データは2010年のものだ。

↑単年の数字ではなく、おそらく5年平均か、それに近い形で集計されているのだろう。

●このデータは古いはず。2010年のチューリッヒでの殺人件数は3件だったが、これは例外的な出来事だった。それ以降、着実に減少し、2024年時点では人口10万人あたり年間0.5件前後で推移している。スイスは非常に安全な国であり、このデータは古いか、信頼できないソースか、単なる誤りだと思う。

↑調べたところ、グラスゴーとセントルイスの数字も2010年のデータと一致していた。
現在は、ほとんどすべての都市で殺人率が下がってきているようだ。

●アメリカのバーミングハムが、相変わらず“絶対的なクソ溜め”の伝統を守り続けているのが確認できてよかった。

↑数か月前、バーミングハムではダミアン・マクダニエルという男が逮捕され、それ以降、殺人発生率が前年に比べて大幅に減少。第1四半期だけで50%も下がった。
多くの人が「この男が文字通り次々と人を殺していたのではないか」と疑っている。

●モスクワのデータには、窓から転落した人も含まれているのかな?

●この差は一体なんなんだ(笑)

●想像してみてほしい。もしアメリカに「自衛のための銃」が存在していなかったら――殺人発生率はもっと高くなっていたかもね!!(※もちろん皮肉)


社会的、経済的な要因もあるのでしょうね。

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見
 
コメント欄を表示する(2)
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。