「うっかり上司に本音を言ってしまい、クビになりかけたときの会話がこちら…」
「もうちょっとでクビになりかけたことがある。理由は、
エリアマネージャーに『在庫ミスをコンピューター上で直すのにどれくらいかかるか?』と聞かれ『1時間半です』と答えた。
さらに『私が手伝ったらどれくらいかかる?』と聞かれたので『3時間です』と答えてしまった」
上司の手伝いは、むしろ邪魔なだけ!?
よくあるケースですが、正直に言ってしまったら上司が無能と言っているようなもので、さぞかし心象は悪くなることでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●技術系のプロジェクトで、経営陣が未熟な人員を投入して物事を早く進めようとしてくる。そのたびに「9人の女性が集まっても、1か月で赤ちゃんを産むことはできない」という格言を引用している。プロジェクトに必要なのは人数と時間だ。多ければいいというものではない。
(※"Nine women can't make a baby in one month."は、プロジェクト管理の分野で有名な格言で、「いくら人手を増やしても、時間が短縮できない作業やプロセスがある」を意味する。
フレデリック・ブルックスの著書『The Mythical Man-Month(人月の神話)』で有名になった言い回し)
●今のプロジェクトに参加したばかりの頃、ある作業の所要時間を5回ほど聞かれた。そのたびに見積もりに5〜10分ずつ上乗せして答えていた。もう1人、人員が加えられたら、結果的に3時間で済むはずだった仕事が2日かかった。
●自分の仕事を複雑にしないエリアマネージャーは1人としていなかった。誰もが中間管理職を嫌うのは、それなりの理由がある。
●正直さに耐えられない人間もいるんだ。
●中間管理職の「助け」とは、たいてい作業をひっきりなしに中断させて進捗報告を求め、自分が何かしている気分になることだ。
↑あるいは、自分たちはほとんど何も知らないのに、エキスパートだと言い張って主導権を握ろうとする。
●あるとき出荷担当者が「副社長が注文の手伝いをすると約束したのに昼食後に帰ってしまった」と不満を漏らしていた。
私は「それが彼のできる最良の手助けだったのだろう」と言った。
ちなみに副社長の友人によると「彼のことは好きだが、両手と懐中電灯を使っても自分の尻の位置すら見つけられない男だよ」だそうだ。
現場の理解度が高くないと、人員投入はリスクが高いですね。