やめたい人に届けたい…「薬物乱用」にまつわる名言・格言
「薬物乱用」にまつわる名言・格言
「薬物乱用は病気ではなく、意思決定である。動いている車の前に飛び出す決断と同じようなものだ。それは病気とは呼ばず、判断ミスと呼ぶ」
―フィリップ・K・ディック(アメリカのSF作家)
(一言解説:薬物を使うかどうかは自分の「決断」。だからこそ、その重さを考えよう)
「薬物か死でしか新しいものを見ることはできないが、死はあまりにも支配的だ」
―チャック・パラニューク(アメリカの小説家)
(一言解説:薬物で得られる刺激は、結局“死”に近づくだけだという皮肉な言葉)
「私は、ときどき夢中になって耽溺する刺激物にはまったく喜びを感じていない。私が人生と名声と理性を危険にさらしたのは、快楽を追求するためではなかった。拷問のような記憶や、耐え難い孤独感、奇妙な破滅への恐怖から逃れようと必死の試みだったのである」
―エドガー・アラン・ポー(アメリカの小説家)
(一言解説:薬物に走る人の中には、ただ楽しくなりたいのではなく「心の痛み」から逃れようとしている人もいます)
「薬物は悪いものではない。薬物は化学化合物である。問題なのは、薬物を服用する人が、それを免罪符のように使ってバカな振る舞いをすることである」
―フランク・ザッパ(アメリカのシンガーソングライター)
(一言解説:薬そのものではなく、それをどう使うかが問題。人の心の問題に向き合うことが大切)
「私は薬物をしない。私が薬物なんだ」
―サルバドール・ダリ(スペインの画家)
(一言解説:薬物に頼らず、自分自身の感性と想像力で世界を変えようというメッセージ)
「回復とは、自分の人生がボロボロであり、変わらなければならないことを受け入れること」
―ジェイミー・リー・カーティス(アメリカの女優)
(一言解説:まずは「変わらなきゃ」と思うことから、回復が始まります)
「薬物はあなたの心を賭けるものである」
―ジム・モリソン(アメリカのロックミュージシャン)
(一言解説:薬物を使うことは、心や人生をかけた危険な“ギャンブル”なんです)
「それを嗅ごうが、吸おうが、食べようが、尻に突っ込もうが、結果は同じ……依存である」
―ウィリアム・S・バロウズ(アメリカの小説家)
(一言解説:どんな方法でも、薬物に手を出すと「依存」という結果しか待っていない)
「空気のないところで生きようとすることを想像してみて。そしてそれよりもっと悪いことを想像してみて」
―エイミー・リード・クリーン(アメリカの小説家)
(一言解説:薬物依存は、空気がない世界よりもつらい……そんな絶望感を語った言葉)