ガソリンは世界各国でどう呼ばれているか…地域分布がよくわかる世界地図
赤:「Petrol」(ペトロール)
黄:「Gasoline」(ガソリン)
薄緑:「Benzen」(ベンゼン)
濃紺:「Essence」(エッセンス)
オレンジ:「Naphtha」(ナフサ)
灰:「その他」
こうして見ると南北アメリカ大陸のほとんどはガソリンで、日本はアメリカの影響を受けています。
ヨーロッパの多くが「ベンゼン」、イギリスと元植民地だった地域は「ペトロール」。
フランスとアフリカの元植民地は「エッセンス」。
なかなか興味深ですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分は今後「エッセンス」と呼ぶことにする。
↑じゃあ自分は今後「その他」と呼ぶことにする。
↑近頃の「その他」の値段がクレイジーだよ。
↑エッセンスは、ハイコンセプトのディストピアSF映画のエネルギー源のようだ。
●南ソマリアでは「バゼン」"Bazene"と呼ばれ、北部では「ベトロール」"Betrol"と呼ばれている。
↑ソマリア訛りが強い!
↑バソリン
↑ベプシコーラ
●ナイジェリアでは「ペトロール」あるいは「フーエル」"Foo-el"と言うよ(笑)
フランス語圏ではディーゼルのことを 「ガソイル」" Gasoil"と言う。
●「その他」とは一体何なんだ。少し調べれば答えが得られたはずである。
↑中国では汽油。お役に立てれば幸い。
●地図で「その他」になってるベトナム語でもエッセンスと呼ぶよ。ベトナム語でガソリンを「xăng」(「et-xăng」の略)と表記するが、これはフランス語の「essence」の音訳である。
↑ベトナムに住んでいるフランス人だが、そんなことは思いもしなかったよ!
言語は奥が深くておもしろいですね。ガソリンは生活に欠かせない存在であることを思えば「エッセンス」もしっくり気ます。