クリック音を使う珍しい言語「ハッザ語」…タンザニアの少数民族のユニークな発声
アフリカ東部のタンザニアは、約130もの言語が話されている多言語国家。
北部の狩猟採集民のハヅァ人は、世界的に珍しい「クリック音」を発する言語を持っています。
彼らが話す様子をご覧ください。
Hadza is a language spoken along the shores of Lake Eyasi in Tanzania.
— Massimo (@Rainmaker1973) October 5, 2025
It is one of only three languages in East Africa with click consonants.pic.twitter.com/f764lMsSNe
彼らはハッザ語の話者で、舌を使って出すクリック音が独特のリズムとメロディを与えています。
タンザニア北部のエヤシ湖周辺で、話者は約1000人と少なく消滅危険があるとのこと。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●なあ、人間の声って本当にすごいよね。
↑それが作り出せる範囲と多様性は、正直言って驚異的だ。
↑この言語は、鳥のさえずりや巨大な洞窟の鍾乳石から滴り落ちる水滴の音など、自然の音と織り交ぜられて育ってきたように聞こえる。
そう考えると、なぜ世界の他の言語では、音の表現がこれほどまでに均質で限られているのか、不思議に思えるよ。
↑純粋な推測だが、異なる言語同士が交流すればするほど、それぞれの文化がすでに持っていた発音しやすい音に集約されるようになり、固有の音は失われ、似たような音声範囲に融合されてきたのじゃないかな。
↑言語が混ざり始めると、ベン図の真ん中みたいな状態になってしまうと思う。
↑それに加えて、交易の言語が多くの小規模な言語をかき消した。
●それぞれのクリック音が意味するところを知りたい。
●言語は人類の最大の発明だったのだろうか？ 私はそう思う。
↑他のどの種よりも容易に世代から世代へ知識を広める能力を与えている。教え、学び、自らを組織化する能力は、私たちの最大の強みの1つ。おそらく人類を最も特徴づける特性だろう。
文化交流が増えるほど、変わった発声は消えていくのかもしれませんね。
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