「荷物だけじゃないの!?」乗客の体重も測る航空会社が話題に

(credit:Reddit/willystan)
荷物を測るところに人も乗せられています。
飛行機の安全のためとはいえ、体重を気にしている人にとってはつらい状況ですね。
これはサンフアン(プエルトリコ)発、トルトラ島(英領ヴァージン諸島)行きのフライトで、ケープエアーという航空会社が運営。
小さい飛行機なので、機体の重量バランスを均等に保つためだそうです。
(参照)
CAPE AIR TECNAM P2012 Traveller | New York - Saranac Lake | Flight Review - YouTube
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ケープエアは8人乗りの小型機で、サービスが行き届いていない地域へ運航している。この規模の航空機では、乗客一人ひとりの体重と座席位置の把握が、文字通り生死を分ける。
↑ソ連は離陸時の急激な重量移動による事故で、軍の最高幹部を全員失った。重量バランスは冗談ではすまされない。
↑プーシキン号の事故はそれ以上に興味深い。提督たちが党大会に合わせて大量に買い物をし、戦利品で機体後部を過積載。パイロットには止める権限がなく、結果は悲劇だった。
●重量とバランスの調整のため。小型機では極めて重要で、1ポンド(約0.45kg)単位で影響する。大型機では平均体重を使える。
↑彼らの飛行機はどれほど小さいの? 私が利用する航空会社はダッシュ8-100を運航しているが、体重を測られたことは一度もない。
↑セスナ402とテクナムP2012は9人乗り。ダッシュ8を大型バスに見せるほど小さい。
●私は数年間、彼らのパイロットをしていた。乗客の体重測定は必須だ。通常は自己申告してもらい、重心位置が適切か確認する。
ただ、明らかに160ポンド(約73kg)ではないのにそう言い張る客もいて、推定するしかなかった。正確な体重を申告してほしい。それが無事に飛ぶか、墜落するかの分かれ目なのだから。
↑アフリカで小型機に乗った時、体重計で220ポンド(約100kg)と出た女性が170ポンド(約77kg)だと言い張っていた。機体バランスのためなのに嘘をつくなんてバカげている。騒いだせいで、結局全員に体重がバレてしまった。
↑ウォータースライダーでも体重をごまかす人がいる。制限超過だと、途中で詰まるどころか速くなりすぎて横から飛び出すかもしれない。死ぬことは推奨されない。
●私は14年前にその会社の便に乗ったが、同じことをしていた。その後列に並ばせ、パイロットが全員の座席を決めた。
↑小型機だから理にかなっている。重量配分がより重要なんだろう。
↑あなたのパイロットは体重で選んだの? うちのパイロットは全員をルックスでランク付けしていたよ。
●負荷分散は重要な課題だ。特に大量の貨物を運ぶ場合はなおさら。水上飛行機ならその重要性がさらに高い!
●パイロットが飛行前にこれを行っていれば、アーリヤと彼女のクルーは今も生きていただろう。小型機では重量とバランスが極めて重要。過積載やバランス不良があれば、飛行機は墜落する。
実際にバランスを崩して落ちている飛行機があることを思うと、自己申告も正確にしてほしいですね。




















