ドーピングOKの五輪「エンハンストゲームズ2026」海外掲示板ではどう受け止められたのか

ところが、その禁止薬物の使用をあえて容認した上で競い合う大会「エンハンストゲームズ」が、2026年5月24日に米ネバダ州ラスベガスで初めて開催され、世界中で物議をかもしました。
2500万ドル(約40億円)もの賞金を用意し「人類の限界を再定義する」と豪語する一方、世界反ドーピング機関(WADA)や世界陸連は「危険だ」と真っ向から非難するなど、賛否が真っ二つに分かれています。
この前代未聞の大会をめぐって、海外掲示板でも疑問や皮肉まじりのさまざまな声が飛び交っていました。
ENHANCED GAMES 2026 | LAS VEGAS | OFFICIAL LIVE STREAM - YouTube
「ピーター・ティール(PayPalの共同創業者)とドナルド・トランプ大統領の長男が、ステロイド版オリンピックを作るために何百万ドルも投じた。
彼らは“人間の限界を再定義する”と約束し、賞金2500万ドルを用意した。だが、ラスベガスで5時間が過ぎた時点での結果は、誰にも公認されない世界記録が1つ。
ハフソー・ビョルンソンは515kgのデッドリフトに失敗し、475kgにとどまった。オリンピック短距離選手のフレッド・カーリーは、薬物を使わずに100mの世界記録に0.4秒届かなかった。
唯一の“記録”は、パリ2024で5位だったギリシャ人スイマーによるものだった。彼は禁止されている高速水着を着て、クリーンな記録をわずか0.07秒上回った。大会の売り文句は、薬物がクリーンスポーツの限界を打ち破るというものだった。
だが実際に示したのは、薬物使用とクリーンの差が、17年前に禁止された水着込みで100分の7秒だったということだ。結局、彼らが証明したのは、クリーンな選手たちがどれほど優れているかということだけだった」
「薬物ありなら驚異的な記録が出るのでは」という期待に対し、投稿者は実際の結果が思ったほど圧倒的ではなかった点を皮肉っています。
競技そのものよりも、大会の理念や安全性、そして「クリーンな選手のすごさ」が逆に浮き彫りになったとして、コメント欄でもさまざまな反応が寄せられていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●記録更新したこの男、まるでアドビル(鎮痛剤)をやってる見た目だな。
20.89 Kristian Gkolomeev | 50m Freestyle World Record | Enhanced Games - YouTube
↑薬のせいで、彼の泳ぎはかなり遅くなりそうだけど。
↑流体力学的な要素を除けば、水泳は広背筋の力がすべてだ。だから、彼の広背筋を見てくれよ。
↑そんなに筋肉を大きくして、本当に泳ぎが速くなるのか?
↑たぶん、幅を広げようとしているんだ。マンタみたいに。
↑見ている人を驚かせようとしているんだよ。
↑まったくそんなことはない。特に水の中では重荷になるだけだ。
●それで彼らは国別で分類されているの、それとも薬物別?
↑「こちらがファイザーのチームです」って感じだね。
↑レースの途中で、ピットクルーがバイオニックの部品を交換して、医師が投与量を増やすんだろうね。
●正直、ステロイド・オリンピックの意味がさっぱり分からない。これって、10代の少年や若い男性たちにステロイドやそのカクテルを推奨しているようなものじゃないか?
心臓の病気でいつ倒れてもおかしくないような、ムキムキの20代の男を大量に作りたいのか?
●つまり、普通の競技と同じだけど、嘘をつかないだけってこと?
↑正直なところ、オリンピックに比べて成績が振るわなかったとしても、まったく驚かないだろうな。
●大きな失望に終わるとしか思えない。結局のところ、オリンピックレベルに近いタイムや記録を出すには、すでにオリンピックレベルに近い実力が必要になる。そうなると、自らのキャリアを台無しにするような真似をするとは到底考えにくい。もし年齢がもう少し上で、優勝は無理だと分かっているなら話は別だが、そうなると今度は年齢的に厳しいだろう……。
●ステロイド五輪で「ステロイドマン」を引き受けるようなアスリートは、おそらくもともと三流だったんだろうな。
↑競技年齢を過ぎてからも、なお存在感を維持しようと必死なんだ。マグヌッセンはかつてオーストラリアではかなりの有名人だった。少なくとも、今でもこのイベントの顔としてからかわれるくらいには有名だったわけで。
薬物で限界を超えるはずが、クリーンな選手たちのすごさを再確認する結果にも見えます。



















