アメリカの資産家が「若返り」のために年間200万ドル、30人の医師団、1日100種類のサプリ摂取を試した結果

老化を食い止めるための努力を惜しまない人は大勢いますが、中には極端なまでに資金や情熱を注ぎ込んでいる人がいます。
アメリカの大富豪が、2021年頃から年間200万ドル(約3億2000万円)の予算と30人の医師、1日に100種類以上のサプリメント摂取など、徹底的にアンチエイジングに取り組みました。
気になる結果は……。
「ブライアン・ジョンソンは、老化を食い止めようと年間200万ドルを費やし、30人の医師からなるチームとともに生活している。
彼は1日に100種類以上のサプリメントを摂取し、厳格な植物性の食生活を実践し、徹底した運動を続け、考えられるあらゆる健康指標を記録している。
ところが最近、自身の胃に不治の自己免疫疾患があり、何年も前から本人が気付かないうちに胃が自らを傷つけ続けていたことを明らかにした」
(※主な経歴:決済サービス企業Braintreeを創業。Braintreeは後にVenmoを買収し、その後PayPalに約8億ドルで買収される。売却後は脳科学企業Kernelを立ち上げ、さらに長寿プロジェクトBlueprintを開始)
若返りを追い求めた結果、病気になってしまったようにも見える内容ですが、実際には事情はもう少し複雑なようです。
遺伝的な要因なのか、生活習慣が影響したのか、それとも別の理由なのかは現時点では断定されていません。しかし、どれだけお金や最新の医療を投入しても、健康というものは思い通りにはならないことを考えさせられます。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ジョンソン氏の医師たちは、自己免疫性胃炎(AIG)はまだ初期段階だと説明している。健康状態を細かく追跡していたおかげで、深刻なダメージを受ける前に発見できた可能性が高い。
↑私は医師だが、彼の年齢で自己免疫疾患が新たに発症するのは珍しい。体内に取り入れてきた数々のものが引き金になった可能性もあると思う。
↑あれだけ大量のサプリメントを摂っていて、本当に何が効果を生んでいるのか追跡できるのだろうか。30人もの医師を抱えることが本当に良い結果につながるのかも疑問だ。
↑私なら彼の専属医になって、「最新の計算では生理学的年齢は23歳のままですね。このサプリも追加しましょう」と言って請求書を送る仕事をしてみたい。
↑彼らは普通の主治医ではなく、この実験のために働く研究者たちなんだ。彼は富裕層がお金を出す長寿研究の実験台でもある。皮肉にも遺伝的な問題が、その努力を無意味にしてしまったのかもしれない。
●調べてみたら自己免疫性胃炎らしい。比較的よくある病気で、治療もしやすく、通常は寿命にも大きく影響しない。彼なら誰よりも適切な治療を受けられるだろう。
↑彼の極端な生活で本当に長寿記録を作れるのか興味があった。まるで世界最速を目指して自作したスーパーカーが、途中でタイヤをパンクさせたような印象だ。
↑彼は20歳頃から橋本病も患っている。もともと健康に問題があったことが、ここまで健康管理へ執着する理由の一つなんだ。
●彼が慢性疾患になったことを喜ぶ気にはなれない。彼は女性の健康研究や、がん研究への貢献など、科学の発展にも積極的に協力してきた。
↑そうだね。彼の最大の目的は、自分だけが長生きすることではなく研究そのものだった。
↑科学や医学の研究は、こうした莫大な資産を持つ人たちの資金に支えられていることも多い。
●この見出しは少し誤解を招いていると思う。自己免疫性胃炎は「サプリメントを飲み過ぎて胃を壊した」という話ではない。
自己免疫疾患には体質や免疫の異常、さまざまな誘因が複雑に関わる。報告されている低いフェリチン値を見る限り、この病気は現在のアンチエイジング生活を始める前から進行していた可能性もある。
つまり、現在の生活が病気を引き起こしたと証明されたわけではない。ただ、ここまで徹底的に検査していたからこそ、早期発見につながった可能性は十分にあると思う。
健康管理を極限まで突き詰めても、すべてをコントロールできるわけではないことが伝わってくる話でした。
それでも、徹底した検査によって病気を早期発見できたという点は、多くの人にとって印象に残る結果だったのではないでしょうか。



















