スウェーデンで心臓発作を起こしたら…心強い仕組みに「賢い解決策」の声

病気やケガをしたときは、いち早く病院へ行ったり、医師の診断を受けたりすることが大切ですが、緊急時には救急車の到着を待つ時間さえ惜しいことがあります。
そんな一刻を争う場面で、市民同士が助け合うスウェーデンの興味深い仕組みをご紹介します。

「スウェーデンには『SMS-Livraddare』というプログラムがある。
近くで心肺停止が発生すると、救命処置の訓練を受けて登録している市民ボランティアにスマホで通知が届く。通知を受けた人は現場へ向かい、救急車が到着するまで胸骨圧迫やAEDを使った救命処置を行う。こうした市民による救命処置を増やす効果が確認されている」
救急車が向かっている間にも、近くにいる救命処置のできる人が動き始めるという仕組みです。
見知らぬ誰かのために市民が駆けつけるというのも心強いですが、コメント欄を見ると、こうした助け合いの仕組みはスウェーデンだけのものではないようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●デンマークにも同じようなものがあるよ。「Hjertelobere」と呼ばれていて、直訳すると「ハート・ランナー」という意味だね。デンマークでは、必要なときに使えるように除細動器もあちこちに設置されているよ。
↑それは素晴らしい! 他の国々もこれにならってくれるといいな。
↑うちの国なら、その除細動器は数時間のうちに盗まれてしまうだろうね。
↑オーストラリアの人口が多い地域にも設置されているよ。持ち出されたときや医療上の緊急事態が起きたときに周囲へ知らせる警報装置も付いているはずだよ。そもそも除細動器には盗んで得するようなものがほとんどないと思うけどね。
↑ここオランダにもあるよ。
●ドイツにも同じような仕組みがあるよ。アプリをダウンロードしておくと、近くで必要になったときに通知が届くんだ。
●オランダでも同様だよ。アプリは、現場へ向かう途中や近くに利用できるAEDがあるかどうかも教えてくれる。
↑実はもう少し賢い仕組みなんだ。傷病者に最も近い3人ほどは直接現場へ向かわせて、その少し外側にいる3人ほどにはAEDを取りに行ってから現場へ向かうよう通知するんだよ。
●ヨーロッパの多くの国に、こういう仕組みがあるね。
●アメリカには「PulsePoint」があるよ。
●アイルランドにもあるよ。
●それはどうやって心肺停止が起きたとわかるの?
↑救急指令センターが通知を出すんだよ。救急サービスを出動させるのと同時に通知されるんだ。
●こういう仕組みは、むしろどこにでもあるものだと思っていたよ。
日本でも一部の地域では、119番通報と連動して近くの救命ボランティアに通知し、AEDを持って現場へ向かってもらう「AED GO」と呼ばれる仕組みが導入されています。



















