2026年08月24日 00:55

アメリカのテレビ司会者が「平均的な成績」の学生のための奨学金を設立

 

アメリカのテレビ司会者が「平均的な成績」の学生のための奨学金を設立
大学の奨学金(給付型)は、成績優秀な学生が選ばれるのが一般的。

ところがアメリカには、成績を選考基準にしない一風変わった奨学金があります。

テレビ司会者デイヴィッド・レターマンが母校に設けた奨学金をご紹介します。

Reddit/goldenladdon


David Letterman visits Ball State University - YouTube

テレビの司会者として知られるデイヴィッド・レターマン氏は、成績が必ずしもその人の才能や可能性を映すとは限らないという考えから、平均的な「C評価」の学生を対象とした大学奨学金を創設しました。そんなエピソードをご紹介します。

平均的な成績の学生を対象とした奨学金と聞くと、応募が殺到しそうな気もしますね。

学力だけでなく、その人自身の個性や可能性に目を向けてもらえるというのは、進路の選択肢を広げる意味でも心強い取り組みと言えそうです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●くそっ、大学時代にこれを知ってたらよかったな。オレはいつもとことんリラックスしてたんだ。

↑「とことんリラックス」の意味とはちょっと違うかもしれないけど、大学で履修した授業を思い出すよ。成績は3回の試験とプレゼンで決まる仕組みだったんだけど、2回目の試験でクラス全体がボロボロで、平均点が50%を切ったんだ。それで教授が最も低い点数を除外することにしてくれてね。自分は2回目の試験でかなり良い点を取っていたから、最終試験はわざと欠席して0点を除外してもらったんだ。

↑軍隊のPFT(体力テスト)でもよく言われてたよ。懸垂とクランチは全力でやって、3マイル走は最低限で済ませろって。実際そのほうが有利だった。自分は懸垂は11回止まりだったけど、走りはまあまあで最速21分20秒くらい。クランチはみんな満点近くまでやってたね。

↑大学時代に「とことんリラックス」していたら、この奨学金はもらえないよ(笑)。これは、学業では苦戦しているものの、他の分野で優れた成果を上げている、あるいはコミュニティ活動や大規模なボランティア活動、何かを発明したり、素晴らしい音楽を作曲したりといった「かっこいいこと」に取り組んでいる学生のために設けられたものなんだ。これは、かっこいいことをやろうとしているけれど、学業が足かせになっている人たちのためのもの。だって、学業が誰にとっても得意な分野とは限らないからね。

●「オレのシャツはエキストラ・ミディアムなんだ」

●これはおそらく、現存する奨学金の中でも最も競争率の高いもののひとつだろう。他の奨学金の条件には当てはまらないのに、この奨学金の条件を満たしている人がどれほど多いか考えてみてくれ。さて、選ばれた数少ない1人になるためには、成績以外の資質がとてつもなく特別で素晴らしいものでなければならない。成績は平均的だったかもしれないが、彼らは間違いなく並外れた人材なんだよ。

↑だからこそ、この奨学金の本質について誤解し、ごく平凡な成績でも獲得できるものだと考えてしまう人がいるんだ。

↑『イディオクラシー』のジョーのようなもの。あらゆる面において最も目立たない、「完全に平均的な」アメリカ人。

↑平凡であるためには、誰かが並外れていなければならないというのは、興味深い問題だ。

↑ちょっと関係ある話をすると、自分は子供の頃「才能ある子」って言われてたタイプだった。国のトップクラスの成績でエリートコースに進んだんだけど、外国語でつまずいて、親に検査まで受けさせられたよ。紙の上では優秀でも、実際はそうでもなかったんだ。
逆に自分の兄は成績が振るわず下位の学校に進んだけど、必死に頑張って専門学校から大学まで進み、最終的に法学の学位を取って論文まで書くようになった。
結果や頭脳がすべてじゃないけど、本人がちゃんとやる気を出せるかどうかが一番大きいんだと思う。

↑実は、この奨学金は驚くほど簡単に獲得できるもので、応募者の90%が締め切り1時間前まで申請を先延ばしにし、そのうち半数は締め切りを逃し、残りの半数はCレベルの作品しか提出しなかった。

●自分と元同級生数名は、成績を基準としない奨学金を母校に提供している。自分たちの意図は、「完璧な学生」を選ぶことではなかった。今年は、外部からの支援なしに、何人かの学生をコミュニティカレッジに進学させることができた。大した額ではないかもしれないが、それでも影響はあり、そのことに感謝している。
追記:要するに、デヴィッド・レターマンがこのような活動を行っていることは素晴らしいということだよ。そうでなければ得られなかったかもしれない機会を、多くの人が受けるに値するからね。

●大学から大学院まで、本当に重要なのは実践的な経験と現場での知識だ。

↑そして人間関係。

↑人間関係こそがすべてだと思う。大学でそうしたつながりを作るんだ。

●彼の言う通りだが、C評価の学生だからといって、成功の見込みがないというわけではない。11年間採用担当を務めてきたが、自分はGPAや名門大学の出身かどうかなど全く気にせず、人柄、向上心、そして誠実さを重視してきた。


確かに将来の価値は勉強だけではないという視点も大事ではあります。

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