カテゴリ : 著作権
本家アメリカではすでにスタートしているAmazonのDRMフリーの音楽配信サービス。とうとうワーナーミュージックもこの配信に参加することになったようです。
Warner to sell copyright-free songs on Amazoncopyright-free、著作権フリーと書かれてますが、DRMフリーの間違いです。
米アマゾン、コピープロテクトなしの楽曲オンライン販売を開始日本でも情報出てますね。
さて今回は、DRMとはなにか、DRMをなぜかけずに音楽を配信するのか、というあたりのお話をしてみようと思います。
著作権違反の違法コピーやそれらをネットで手に入れる違法ダウンロードが問題になって久しいですが、音楽業界にとってはいささか衝撃的とも言える調査結果が発表されました。
違法ダウンロードをしてる人ほど音楽CDをたくさん買っている、というものです。
以前にもカナダ遺産省の調査で同じことが出てたのですが、今回はカナダ政府委託調査とのこと。
さてこの調査結果、いろいろと考えさせられます。人が音楽を買うというのはどういうことなのでしょうか? 人はどうやって音楽を知り、どうしてそれにお金を出すのでしょうか?
他のサイトの記事なども紹介しながら少し考えようと思います。
地デジ完全移行で約2%が「テレビを見るのをやめる」という記事がありました。2%も見なくなるのか、と思いましたが、よくグラフを見ると2%どころではない模様。どう見ても10%くらいの人が現行の地上波放送を見なくなるというアンケート結果です。
詳細は以下より。
ブランド品というと世間の物欲を大いに掻き立てるようで、無駄に高くても、手に入れるのが大変でも、その人気は衰えを知ることが無いようです。 少なくとも日本では。
ブランド名が付くと、現実的な真価以上の価格が付いてしまう場合もありますが、値段が高くなるとさらに物欲も増すという、わけのわからないループができあがります。最近でもエコバッグなんてものがありましたね。
痛いニュース(ノ∀`):【東京】 英高級ブランドのエコバッグ先行発売で大騒動、「誠意を見せて下さい」と女性客そしてそのループから少し(かなり?)はみ出たものが、偽物というわけです。 時折、偽物製造業者側は、たまたまそっくりの別製品なんだと素敵な主張をする事もありますが、大半の裁判では負けているか、すぐ罰則を受けるので偽物ということなのでしょう。
偽ブランドというと、みんなの欲しがるその大好きなブランド名(もどき)がきっちり入り、そして実際の価格の10分の1以下(ものによっては100分の1以下)で購入できることから、違法でありながらその製造は後を絶ちません。
偽物というと、本物より容易に手に入れやすいものですが、本物並に手に入りにくい偽物もあります。もちろん偽物なので、値段は本物よりは低価格ですが、違法ゆえにヤミからヤミへ渡る商品として、あるいは製造が完全に中止になってしまったということで、市場に堂々と現れにくいというのもあります。
そういった、もしかしたら本物以上に入手困難であろう偽物4品をご紹介します。
先週お伝えした、著作権違反者のIPアドレスを記録し、スパイウェアを送り込もうとしていたと疑われているニセ動画ダウンロードサイトを運営していた Media Defender社がまた何かやろうとしてるようです。詳細は以下の通り。
P2Pとかその辺のお話という、海外の著作権情報を伝えてくれているブログがあります。詳しい情報を書いてくださるサイトで、こちらでもよく参考にさせていただく事があり、トラックバックも何度か送らせて頂きました。そんなおり、私信めいた記事を頂きましたので、反応させて頂こうと思います。
私もこのブログを始めるにあたって、海外の著作権関連の事件に目をやるようになり、その日本との違いに日々驚いています。
先日の「わざとダウンロードさせて違法コピーで逮捕する企業が現れた! コマンド?」という記事では、そうした驚きと、以前から懸念していた著作権が文化を壊す問題とが交錯し、ちょっと表現が過激になりすぎたかな、という気はしてました。「P2Pとかその辺のお話」さんが指摘されてる通り、すぐに逮捕や起訴ということになる話ではなかったのかもしれません。しかしソーシャルニュースサイトDiggなどで大きく問題が取り上げられたために、件のニセ動画サイトが閉鎖というところまで持って行けたのではないかとも思います。
また、著作権問題は興味をひくのか、この記事はあちこちの個人ニュースサイトやブログでご紹介いただき、はじめて1ヵ月程度でサイトデザインも仮のままというこの「らばQ」が、いきなり累積5万PVを突破するという事態になりました。らばQメンバー一同、これには驚きと喜びと感謝でいっぱいです。
そうしたサイトでの反応を追っていますと、やはり「人ごとではない」という不安をお持ちの方が多い印象でした。それだけ現在の著作権者、正確には著作権隣接権を管理してる団体への不信感が広まってる証拠だと思います。
今回はP2Pとかその辺のお話へのご挨拶返しという意味も込めながら、アメリカで起こった喫茶店での著作権使用料懲収のトラブルをご紹介させて頂こうと思います。